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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(28) 越冬蛹編・日照時間短縮飼育で越冬蛹にしましたが・・・残念

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●このページは、前ページからの続きです

2010年10月15日 卵を2個発見

橙の木の周りを飛ぶ黒いアゲハを見ることは無くなりました。
10月も半ばになりましたので、橙の木の新芽の枝を切り取ることにして、脚立を立てて1本ずつ幼虫や卵を点検しながら作業。
ナガサキアゲハだろうと思われる大き目の卵を2個発見しました。
気温が下がってきていますので孵化するかどうか判りませんが、室内の日当たりのよい所へ置いておきます。
孵化したら背番号登録することにします。
P20101015-P1080850-2

2010年10月18日 [背番号2010-E04]・・・脱皮でしょうか?

あまり食べもせず、殆ど動かなくなりました。
また脱皮するのでしょうか?
P20101018-P1080908-2

2010年10月20日 [背番号2010-E04]が終齢になりました

朝、ダンボール箱から出して夜明けにしてみたら、[背番号2010-E04]が終齢になっていました。
もう少しで蛹ですよ。
P20101020-P1080913-2

2010年10月20日(2) 2個の卵は孵化しませんでした

10月15日に発見した卵は残念ながら孵化しませんでしたので処分しました。
気温が低いですから無理なんでしょうかね?

2010年10月21日 [背番号2010-E04]・・・大きくなっています

[背番号2010-E04]は日増しに大きくなっています
10月21日の夕方の体長は35mmでした。
P20101021-P1080939-2


10月24日午後にも体長計測。40mmになっていました。

2010年10月23日 終齢幼虫の比較

今日は、ナガサキアゲハ、ナミアゲハ、アオスジアゲハを並べてみました。
今日は、大きさ(体長)を測れませんでしたので、各々の日記ページをご覧になってください。


[背番号2010-E04]・・・ナガサキアゲハ
[背番号2010-068]・・・ナミアゲハ
P20101023-P1080947-2


[背番号2010-E03]・・・アオスジアゲハ
[背番号2010-068]・・・ナミアゲハ
P20101023-P1080949-2


[背番号2010-E03]・・・アオスジアゲハ
[背番号2010-E04]・・・ナガサキアゲハ
P20101023-P1080950-2


2010年10月23日現在の幼虫専用の高級マンションです。1匹1室のVIP扱いです。
写真は屋外で撮りましたが、室内に置いています。
P20101023-P1080954

2010年10月30日 [背番号2010-E04]が前蛹になりました

今年最後のナガサキアゲハである[背番号2010-E04]が前蛹になりました。
P20101030-P1090018-2

2010年11月1日 [背番号2010-E04]が蛹になりました

昨日の夕方には、すぐにでも蛹化が始まるような状態、前蛹の皮がグワグワになっていましたが、冷え込みのためか、寝る前の確認では前蛹のままでした。
今朝一番に見たら、きれいな蛹になっていました。
毎日、17時には日暮れ6時には夜明け日照時間は11時間の生活でした。
これで[背番号2010-E04]は蛹で越冬です。
P20101101-P1090043-2 P20101101-P1090044-2 P20101101-P1090045-2

2010年11月1日(2) 2010年の日記を終了します

[背番号2010-E04]が越冬に入りますので、2010年のナガサキアゲハの日記は終了します。

2010年11月3日 日記は終わりましたが[背番号2010-E04]が怪しい色に

11月1日に2010年の日記を終わりましたが、昨日(11月2日)から蛹の色が怪しくなりました。
背中側は緑色ですが、腹のほうは羽化の兆候のような黒色です。
しかし、羽化する筈はないし・・・。オバケが出てくるかもしれませんので、日記を再開して暫くの間様子を見ることにします。
P20101103-P1090107-2 P20101103-P1090108-2

2011年2月16日 [背番号2010-E04]は越冬失敗・・・死亡宣告

上の昨年(2010年)の11月3日の日記に書きましたが、その後、蛹の色は益々怪しくなり、腐ったような色になってきました。
P20110216-P1100278-2 P20110216-P1100279-2
その色は、上の写真のように、ヤドリバエに中身を食べられてグチャグチャになった時のような色です。
蛹を分解してみるまでもなく、死亡宣告して廃棄しました。

2011年2月17日

2011年も春が近づいてきました。
今年もアゲハの幼虫の飼育をしようかなと思っていますが、我が家の庭の柑橘類は害虫の被害で息絶え絶えの状態。今年は、徹底的に害虫を駆除するために殺虫剤を散布しようかなと考えています。と、なると、アゲハの幼虫は住めなくなりますので、その場合は、日記は1年間の休刊となります。
なお、我が家にある柑橘類は、下記の通りです。
・30数年前に植えたの木
・12~13年前に植えたと思うデコポンの木
ユズの鉢植え
デコポンの鉢植え
・昨年末に購入した獅子ユズの鉢植え

お知らせ

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ナガサキアゲハの飼育(27) 羽化の動画を撮影し、あちらこちらのページに埋め込みしてあります
昆虫館の館長 ナガサキアゲハの観察(27):ケースで飼育していると、ケースの壁で蛹になることがあります。このような場合は、セロテープを使って蛹を剥がし取り、箸へ引っ越ししています。慣れたら簡単ですから、皆さんも試みてみて下さい。 の表示は2...
ナガサキアゲハの飼育(29) 食草(橙の木の葉)を食べる量を調査してみました
2011年6月13日撮影 アゲハなどの幼虫を飼育してから何年か経ちましたが、幼虫の食草である柑橘類なども害虫(柑橘類の農家の方にとってはアゲハの幼虫も害虫でしょうが・・・)だらけの状況です。 一番大きな、30年は超えたと思う橙の木も、年々弱...