カブトムシの飼育の注意点(1/3)幼虫の掘り出しから、翌年の羽化の準備まで

岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。
岩国市田舎村昆虫館には400を超える記事がありますが、判らないことがあれば、【新】岩国市田舎村の掲示板を利用してみて下さい。
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幼虫の飼育

[9月頃] 産卵床から幼虫の掘り出し

●飼育している成虫が全て死んでから約1ケ月くらい後に、飼育箱のマットをひっくり返して、幼虫を探して下さい。 あまり早いと卵が孵化していなかったり、幼虫が小さ過ぎて死なせてしまうことがあります。

●ひっくり返したマットの中から小さな幼虫を探すのは、慣れないと見落とすことがあるので、100円ショップの園芸用品売り場にある粗目土フルイを使うと探しやすいです。
粗目土フルイは、幼虫飼育中の糞掃除に使いますので、持っておくと便利です。
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●幼虫を飼育するケースには、新しいマットを入れておいて下さい。
幼虫や卵が見つかったら、新しいマットの入ったケースに入れて、幼虫や卵の上にマットを被せて下さい。卵はカラカラに乾くと孵化しませんので、マットが乾いているようなら、霧吹きで水分補給をして下さい。 水分はマットが湿るくらいで、多過ぎないように注意して下さい。
成虫を飼育していた時のマットでも使えますが、成虫の糞尿で汚れているし、コバエなどが住み着いていますので、新しいマットにしてやって下さい。

●幼虫は素手で掴まないで、スプーンなどですくい取れば幼虫に傷が付きません。
脱皮真っ最中の幼虫も居ますので、十分に注意して下さい。

幼虫飼育用のケース

●幼虫飼育時のケースの大きさ
冬眠前の3齢幼虫の大きさでは、1匹について、7cm x 7cm くらいの底面積のケースが欲しいものです。 小さいと、糞掃除を頻繁に行わなければならず面倒くさいです。
コロ付の安物の衣装ケースが便利です。
飼育箱でも構いませんが、幼虫がガリガリと齧って、底に傷を付けます。

●マットの乾燥を少しでも防ぐためと、マットをケースいっぱいに入れた時に逃げ出すのを防ぐために、蓋が付いているケースを。蓋が無ければ、板を置いて下さい。
乾燥防止は、防虫シートを被せてもOKです。

●幼虫は、小さい時は共食いしますので、ある程度大き目のケースへ入れることと、餌のマット不足にならないように注意して下さい。
(3齢幼虫になったら共食いはしません。マットの中では、お互いに距離を保って離れています。)

幼虫の餌は「マット」

●幼虫の餌は「マット」です。マットは良質のものを使用して下さい。
幼虫飼育のケースの中はマットだけで、土は絶対に入れないようにして下さい。
(お勧めのマットは黒いので、だと思って土を混ぜ込まれる方がありますが、黒いのは土ではありません。)
土が混ざったもの、針葉樹を使ったもの(処理してあると書かれたものを売っていますが、絶対にダメ)、中国産のゴミが混ざったものなどは厳禁です。
昆虫用」と書かれたものは幼虫飼育には不向きなものがあるので、「幼虫用」と書かれたものを探して下さい。
クヌギなどの広葉樹を粉砕しただけのもの(一般的に白っぽい)は、幼虫飼育には向きません。
発酵させたもの(黒っぽい)を使用して下さい。

●袋に「バイオ」とか書かれたものもありますが、値段が高いだけで、効果を感じません。

●これまで使用したものの中で、実績のあるお勧めのマットは、[三晃商会 育成マット]です。
このマットは幼虫がよく肥りますし、袋の中から、幼虫や、羽化したばかりの成虫が出てくることがあります。

P20070827-IMG_1845-2岩国では、「ジュンテンドー南岩国店」に置いてありますし、無い場合は[三晃商会 育成マット]と指定して、取り寄せてもらうことも出来ます。価格は10リットル入りで800円くらいします。
通信販売で安価な店がありますが、送料を加えれば高くなることが殆どです。

●マットは、卵が孵化してから蛹になるまでの一生の間で、1匹当たり約3~4リットル必要です。(幼虫が食べる量や、糞掃除などで失われる量の合計です。)

 

 

飼育ケースの置き場所

直射日光が当たらない場所に置いて下さい。
幼虫は暗い所へ潜りますが、大き目のケースなら暗い場所でなくてもOKです。
雨が降り込まなければ屋外に置いてもOKです。

水分補給、マットの水分量

1週間に1回程度はマットの表面の乾き具合をチェックし、カラカラに乾いていたら、霧吹き水分補給して下さい。
水が多すぎると溺死するので、表面が濡れたと思う程度にすること。

● 水分の量は、手で握りしめた後に、手を開いてバラバラにならない程度が目安です。
絶対に、ケースの底に水が溜まることがないこと。

●水は水道水でOKです。

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