キアゲハの飼育(29):キアゲハの蛹化の動画を撮ってYouTubeで公開しました。蛹が傷つき緑色の液体が出て、一部分が黒くなりました。保護ポケットへ入れた数多くの蛹をご覧下さい。
[背番号2008-*]の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2008年8月2日 2匹ほど飼育箱へ連行
キアゲハの日記は夏休みにするつもりでしたが、茎ばかりが目立つようになってきたパセリの中に、丸々と肥って今にも遠出をしようかと支度をしている幼虫を見ると悪い癖が出てしまい、2匹ほど飼育箱へ連行してきました。
飼育箱に入れて暫くしたら、2匹が頭を寄せ合ってヒソヒソと談合中。
蛹A「遠出をしたいがガソリン代は値上がりしたし・・・」
蛹B「心配無用。我が省にはタクシーチケットが有り余っているので、居酒屋タクシーを利用して、無記入の白紙チケットを運転手に渡せば、缶ビールどころか、運賃の上乗せ分の半分は小遣い銭として返してくれるそうだ。」
蛹A「予算を残すと評価が悪くなるし、予算は国民の税金。足りなくなれば増税すれば賄える。」
蛹B「了解、了解。居酒屋タクシーのようなミミッチイことはせずに、料亭タクシーを利用することにしよう。」
[天の声]無記入の白紙チケットをもらって缶ビール・・・タクシーの運転手は金蔵が建っていませんか?(チケットにメーター通りの金額を記入して渡すバカはいませんからねえ。そんなことをしたら運転手に嫌がられます。)
夕方には料亭タクシーの談合も話がつき、無記入の白紙のタクシーチケットを使って飼育箱の蓋まで遠出。
前蛹になる支度をしていました。
2008年8月3日 2匹とも前蛹になりました[背番号2008-⑮][背番号2008-⑯]
予想通り前蛹になっていました。
昨日の写真と比べて、どっちがどっちだか判りません。
2008年8月3日(2) 引越し大作戦
41匹が住んでいるパセリ庭園ですが、前ページの8月1日の写真と比べてみて下さい。
2日間でパセリの茎ばかりが目立つようになりました。
この調子で食べられたのでは今日の夕方には完全に丸坊主。
パセリを探して幼虫が庭を這い回るようでは庭を歩くことも出来ませんので、8月1日に2匹住んでいた方のパセリ庭園へ引越しさせることにしました。
引越しは、大きな幼虫だけで、朝の涼しいうちに行いました。
引越し前 |
引越し中(空輸) |
引越し後 |
2008年8月3日(3) 飼育箱城へ入城
蛹になる場所探しに歩き始める時間には早いのですが、多分、午後には歩き始めるだろうと予測される幼虫は飼育箱に入ってもらいました。
午前中は3匹入城。
午後のカンカン照りの一番暑い(熱い)時、1匹の幼虫が新幹線の「のぞみ」号なみの速さで食い逃げ逃走中。
地面の砂粒が熱くてヤケドをしそうだから、足をパッパッパッと速く上げなければならず、走るのが速いと思われます。
これも、飼育箱城へ入城。今日は4匹入りました。
2008年8月3日(4) [背番号2008-⑮][背番号2008-⑯]が蛹に
[背番号2008-⑮]
新しく幼虫を飼育箱に入れる時に蓋を開けたら、皮を脱いだばかりで、蛹の形に変化している途中でした。
[背番号2008-⑯]
左側の写真は皮を脱ぐ準備中です。皮が白っぽくなり始めています。
右側の写真は、トラ縞模様のパンツを脱いでいる真っ最中。あと一息です。
2008年8月4日 [背番号2008-⑰][背番号2008-⑱]が前蛹
朝見たら、昨日飼育箱に入れた4匹のうち2匹が前蛹になっていました。
もう2匹は美味しいパセリを食べ足りなかったようでパセリの茎へしがみついていましたので、プランタへ戻しました。但し、昼になったら飼育箱へ戻ってもらいますよ。