ナミアゲハの観察（３８）　鬼百合で吸蜜（動画もあります）

田舎村昆虫館館長

幼虫飼育は2012年で卒業し、2013年からは、見ただけ観察をすることにして、これはと思った時には写真を撮り、写真による観察日記として続けています。

朝の庭の巡視で、翅がボロボロに破れたナミアゲハがスカシユリに掴まっているのを発見。

飛んで逃げることは出来ないので、腕に載せて破れ具合を見てみました。

元のように、スカシユリの花に戻しておきました。

アシナガバチが飛び回る庭ですが、生きながらえて羽化に漕ぎつける幼虫も居るのですね。

ユズの木の中で無事に終齢になりました。

現在、庭に植えてある柑橘類は「デコポン」が2本、「ユズ」「獅子ユズ」「橙」が各1本、計5本です。これだけあれば食糧難には陥りません。

そういえば、メルカリに、「柑橘類の葉」が出品されていました。

ナガサキアゲハが鬼百合で吸蜜しているのは度々見掛けますが、ナミアゲハもオニユリが好みのようです。

今日は動画で撮っておきました。

綺麗な幼虫が、庭に転がしてあるコンクリートブロックの破片に掴まっていました。

頭を突いて見ましたが歩き出さないので、蛹になる準備かもしれません。

翌日見たら、姿が見えなくなっていたので、安全な所へ移動したのかもしれません。

シーーッ！静かに。驚かさないで下さい。

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