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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナミアゲハの飼育(5) 飼育箱の中はアオムシコバチがいっぱい

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ナミアゲハの飼育(5) 飼育箱の中はアオムシコバチがいっぱい

田舎村昆虫館館長
田舎村昆虫館館長

ナミアゲハの観察(5):ナミアゲハの蛹を入れてある飼育箱の中は、蛹には穴が明いていて、コバエのような虫でいっぱい。アオムシコバチでした。蛹の中は、すっからかん。


背番号については2005年・アゲハの蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2005年6月14日(2)

今朝の失敗を取り戻そうと、庭の橙の木で幼虫を探しました。
昨日は3匹いたのですが、どこに隠れたのか、一匹も見当たりません。
脚立に昇ったり、木の下から見上げたり・・・・
幼虫は見つかりませんでしたが、蛹をみつけました。

いつ蛹になったのかは判りませんが、橙の枝ごと切りとって、ちょうど良い姿勢になるように針金で支柱を作り、飼育箱の中に固定しました。
蛹の色が変わるまで待つことにします。

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2005年6月21日 アオムシコバチ

朝、蛹を入れた飼育箱の中を見たら、大変なことになっていました。
蛹の周りには小さな虫がいっぱい。
「やられたか!」と思って蛹を取り出してみたら、
幼虫の時に蜂に卵を産み付けられ、蛹の中は食べ尽くされてしまいました。
P20050621-dscf0021
第2回目も失敗でした。

お知らせ

今、裏の山椒の木に、幼虫が4匹いますので、もう少し大きくなって、4齢幼虫になったところで飼育箱へ入れて、第3回目に挑戦します。
先週の後半から、近所の柑橘類の木の偵察に廻っていますが、アゲハ蝶の幼虫は見当たらないし、幼虫にかじられた葉も見当たりません。我が家の山椒の木の幼虫の成長を待つことにします。

第3回目の挑戦は、紙面の都合により次のページへ書きます。


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