キアゲハの飼育(8):猛暑を過ぎた9月、プランターのパセリにキアゲハの幼虫。10月には羽化に漕ぎ着けました。
2006年9月2日
猛暑の中ではアゲハ蝶も殆ど見ることは出来ませんでしたが、久しぶりにGARAKUTAパセリ畑の様子をみたら幼虫が4匹住み着いていました。
油断していた隙に、第二幕、秋の部が開幕していました。
7月まではアレコレと手を出して突付き回っていましたが、幼虫に嫌われて、羽化して蝶になってから卵を産んでもらえなくなると困りますので、今後は、度々(?)様子を見る程度にして、出来るだけ自然に任せて飛び立ってもらうことにします。
2006年9月3日
朝のご機嫌伺い。
昨日の4匹とは別に、少し若い幼虫が姿をみせてくれました。
狭いプランタのパセリに、6匹のキアゲハの幼虫ですよ!
2006年9月5日
食欲旺盛。太るのも速いですね。
美味しそうに食べてくれるのは喜ばしいこと。
食料危機にならなければよいのですが・・・・
2006年9月6日
1匹が割り箸に掴まっています。
雰囲気から想像すると、前蛹の準備のように思えます。
その他の幼虫は、食欲一筋です。
やはり、下剤を飲んで準備していたのですね。
腹の中を綺麗にして夕方には前蛹の姿でお目にかかります。
前蛹の姿を見ようと庭へ出てみたら、割り箸に掴まっていた幼虫の姿が見えません。
それに、丸々と太った幼虫の数が減ってしまい、1匹だけが寂しそうにパセリを食べていました。
一度に5匹の幼虫が、神隠しにあったように姿を消してしまうとは?
近所の家の屋根で小鳥たちがチョロチョロしていますので、襲われたのかもしれません。
残り1匹の無事を祈って、パセリの茂みの中に隠してやりました。
2006年9月7日
生き延びた1匹が前蛹になりました。
場所は家の外壁です。
2006年9月8日
綺麗、そして立派なサナギになりました。
あとは羽化する日を待つだけですね。
2006年9月22日
羽化の予定日を過ぎても音沙汰なし。
色は黒ずんで腐ったような感じがしますね。
2006年10月6日追記
まだ変化がありません。
どうなっているのか、サナギに聞いてみるしかありませんね。
2006年9月14日・・・ナミアゲハです
これは、デコポンの木で頑張っている2匹のナミアゲハの幼虫です。
何年か前に苗木を買ってきて植えたのですが、幼虫の餌専用になってしまいました。
美味しそうな葉は全て食べられてしまうし、花を咲かせることも出来ないし、もちろん、実を付けることもできません。
2006年9月16日
強烈な台風13号が近づいてきましたので、庭の物が吹き飛ばされないように、台風を迎える準備をしました。
パセリの植えてあるプランタを見たらキアゲハの幼虫が4匹。
幼虫の時から台風にも慣れてもらわなければならないと思って、そのまま庭に置いておきました。
2006年9月18日
台風13号
9月17日は20時頃にお床入り。
猛烈な風の音、瓦のカチャカチャ音に、22時頃に叩き起こされました。
下の写真は18日午前2時現在のものですが、我が家は暴風圏の中です。
台風が西側を通過すると、東側の瀬戸内海からの潮風が特に強烈で、庭の木の葉も真っ黒になって枯れてしまいます。
夜明けとともに台風の後始末を開始。
アルミサッシの戸、庭の木に水をかけて潮落としです。
そんなことよりは大事なものがあります。
キアゲハの幼虫!
4匹ともパセリに掴まって、強風に耐え抜いていました。
しかし、残念なのは橙の木の幼虫。
台風13号の暴風に吹き飛ばされてしまいました。
2006年9月19日
可哀想にも、橙の木から吹き飛ばされた幼虫。
とにかく橙の木へ戻ろうとして、高い所へ登ろうとしているのでしょうね。
ハイビスカスの鉢、幹などに、へばりついています。
しかも18日は断食していますので、痩せ細っています。
橙の木に辿り着けず、力尽きてしまったのでしょうね。
あまりにも哀れなので手助け。
橙の木の葉の上に何匹も運んでやりましたが、葉に掴まる力もなく、全員が地面に落ちてしまいました。