2006年9月20日
暴風を体験しただけあって、キアゲハは全員元気ですよ。
2006年9月21日
食べる食べる!
パセリも枯れた葉が目立つようになりました。
2006年9月22日
美男子が? 美女か?
素敵な顔をしているでしょう。
脱走!
1匹見当たらないと思って探したら畑の上を逃走中。
GARAKUTA農場も食糧難の危機を迎えつつあるのでしょうか?
かの国の脱北者の真似をしなくてもよいのに・・・
緑色の少なくなった手抜きパセリ畑。
北京の雑技団で鍛えてきた技を披露します。
2006年9月23日
夕陽に染まったパセリ畑・・・ではありません。
緑色の美味しい葉がなくなり、秋色一色になりました。
しかたなく、黄色くなった葉をかじっている幼虫もいました。
諦めて、棒の先で前蛹になろうかなと考え込んでいる幼虫も・・・
しかし、昨日は4匹いたのに、今朝は3匹しか見当たりません。
直ちに捜査開始。
大事件発生・・・キアゲハの幼虫が怪死
左手に虫メガネ、右手にカメラを持って、家の壁、周りの木、フェンスなどで前蛹になっていないか??
時間をかけて徹底的に探しましたが見つかりません。
諦めかけて足元を見たら・・・・
キアゲハの幼虫の煎餅!
検死の結果、人間の草履で踏まれている。
踏まれてから時間が経っている。
踏まれたのは早朝らしい。
犯人は誰だ?
我が家の住人は2人・・・
捜査会議で、キアゲハの幼虫が煎餅になったのは、食料危機が根本原因だと結論がでましたので、昼前に、近くの園芸店にパセリの苗を買いに行きました。
美味しいパセリを、少しでも早く食べてもらおうと自転車で往復5分。
出かける前に3匹いたのが、帰ってみたら2匹に????
5分の間に1匹行方不明。
直ちに捜査依頼しましたが、人間さまも、腹が減っては戦が出来ず。
今日はGARAKUTAコック長が不在のため、近くのスーパーで買ってきた広島風お好み焼きを15分でたいらげて捜査開始。
あれれッ!計算が合わない。
15分間油断しただけで2匹が1匹に???
アゲハの幼虫はノロノロしているように思えるのですが、地面を這いまわる時は結構速いのですよ。鳥などに襲われないように、生まれながらに備わっている能力でしょうね。
心残すことのないように徹底的に捜査しましたが発見できず。
近所の屋根で小鳥たちがはしゃいでいますので、小鳥たちのオヤツになった可能性が一番です。
パセリの苗を3本も買ってきましたが食べてくれるのは1匹だけ。
この1匹も小鳥にさらわれたのでは無駄な投資になりますので、自然に任せる方針を変更して、飼育箱に入れることにしました。
一つだけ心配なことがあります。
他の幼虫が襲われた時に飛び散ったのか、それとも、この1匹に傷が付いたのか?
幼虫の身体に何か付着しています。
2006年9月24日
朝一番に見たら、無事に前蛹になっていました。
2006年9月25日
予定通りサナギになりました。
2006年10月6日
羽化が近づいたなと思って、2日前から飼育箱の蓋を庭へ出しておきました。
しかし、今朝は他のことが忙しくて、サナギの様子を見に行ったのは11時20分。
無事に羽化していました。
羽根は縮れていましたので、サナギの殻を破って出て来てから、あまり時間は経っていないと思います。
それにしても秋は朝寝坊するのでしょうかね?

![]() 11時20分 |
![]() 11時21分 |
![]() 11時21分 |
![]() 11時21分 |
![]() 11時24分 |
![]() 11時24分 |
![]() 12時17分 |
![]() 12時17分 |
2006年10月8日
少し考えてみました。
自然の法則に従って羽化してもらうつもりでしたが、手を出してしまいました。
キアゲハの幼虫を小鳥がオヤツにするのも自然の法則ですよね。
幼虫を飼育箱に入れて小鳥の食料を少なくするは自然の法則に違反するのでしょうかね?
まあ、この程度のことで難しく考えるのは止めましょう。
GARAKUTA Villageの近くでは、自然の法則とかではなく、自然破壊、環境破壊が進んでいます。
皆さんご存知の米軍岩国基地の拡張工事。
この埋立て用の土砂として、近くの愛宕山を削り取って運搬しています。
工事の始まった頃は、米軍岩国基地の滑走路は沖合いに移設されて静かになる。
削り取られた愛宕山は宅地として造成され、高級住宅街になる。
土砂は、予算の有り余る国が買ってくれるので、山口県の財政も豊かになる。
などなど、バラ色の夢を見ていました。
ところが、米軍岩国基地は敷地も機能も拡張されて、極東一の米海軍航空基地が確約。
轟音は軽減されるどころか、増大する。
国の土砂買取価格より山口県の費用が大きく、県は大赤字。
土砂採掘の愛宕山の宅地造成地は売れそうにない。
つい最近になって、県議会での追求に対して、「失敗だったようだ」との答弁が漏れてしまう始末。
我が家も築30数年になり、ポンコツ屋敷に仲間入りですが、これまでにタヌキが何度か遊びに来たし、冬になると、メジロが毎年遊びに来ていました。
愛宕山も土砂採掘のために、頭のテッペンは丸坊主。
今後は、タヌキもメジロも縁がなくなり、棲みつくのは、頭の黒い談合賄賂族だけになるのでしょうね。
これぞまさしく自然破壊+環境破壊。
可愛い幼虫を小鳥の餌食にするよりは、少しでも手助けして、アゲハ蝶として飛び立たせるほうが夢がありますね。
ただただ残念なのは一つ。
パセリは幼虫が食べてくれますので、人間様へは回ってきません。
それでは、次ページへ続けます。
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