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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

キアゲハの飼育(66) 蛹化

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キアゲハの飼育(66) 蛹化

[背番号ki-01]などの表示は2014年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2014年8月20日 あと一息で前蛹ですよ

庭のパセリに居座っている6匹の終齢幼虫は、朝から食べ続けています。
午後1時頃に見回りに行ったら、1匹の幼虫が、柔らかい葉を食べ尽して茎を齧っているではありませんか。
直ちにデジカメを取りに戻って動画撮影。

しかし、風が強くて、動画撮影どころではなくなったので撮影を中止。
非常に短いのですがお目に掛けます。


雨にも負けず、強い風にも負けず・・・(2014/08/20)


動画がダメなら静止画で。
シャッターを押したら「ピカッ!」
フラッシュを切るのを忘れていました。
幼虫はビックリして、固まってしまいました。
P20140820-P1060405
P20140820-P1060406
目を皿のようにして写真を見て下さい。
タコの吸盤のような足だけでなく、小さな足も使ってパセリを掴んでいます。

この幼虫の様子では、明日は逃走するかもしれませんね。

2014年8月20日 夕方には、[背番号ki-43]が蛹になりました

今日は、ケースの中を何回も覗き見して、[背番号ki-43]の蛹化を待ちました。
15時40分に見た時のことですが、皮がグワグワになっていて、脱皮が間近であることに気が付きました。
P20140820-P1060408

よし、[背番号ki-43]の脱皮の記念撮影をしようと決め込んだのですが、ケースが小さくて、動画を撮るようなことは至難之業。
静止画を撮ることにして、ケースをパソコンのディスプレイの前に置き、パソコンで祖業をしながら監視を続けました。


[背番号ki-43]が体を動かすのに気が付いたのは16時5分。
頭のほうを見ていたら、16時6分に、頭のほうの皮が裂けて、蛹の姿が見え始めました。
撮影した写真を全て掲載しておきます。
各々の写真の下に撮影時刻(時刻はGPSを利用した自動合わせ)を書いておきます。思ったより短時間で脱皮しますよ。
写真は縮小して掲載してありますので、写真をクリックして拡大してご覧下さい。

P20140820-P1060409 P20140820-P1060410
16時06分46秒 16時07分06秒
P20140820-P1060412 P20140820-P1060413
16時07分46秒 16時08分02秒
P20140820-P1060415 P20140820-P1060416
16時09分08秒
残り僅かです
16時09分50秒
脱いだ皮を振り落すために
尻をクネクネ
P20140820-P1060417 P20140820-P1060418
16時11分00秒
脱いだ皮です
16時11分16秒

2014年8月20日 油断大敵・・・後の祭り・・・逃げられてしまいました

油断大敵。後の祭りです。 逃げられてしまいました。

[背番号ki-43]の脱皮の写真撮影が終わり、カブトムシのゼリー交換も終わり、パセリに居座っている終齢幼虫の点呼。
「1、2、3、4、5」までは返答があったのですが、何時まで待っても「6」の声が聞こえません。
パセリは残りが僅かですから、隙間だらけで隠れる場所はなし。
地面を見ていたら、下痢便らしきものが・・・

油断している間に、逃走されたようです。

「2度あることは3度ある」と言いますから、明日は逃げ出すかもしれないと思われる1匹を逮捕して、ケースへ幽閉しておきました。
P20140820-P1060419
逆立ちしてパセリを食べています。

2014年8月21日 転ばぬ先の杖???

後の祭り」の対策として、「転ばぬ先の杖」は有効でしょうかね?・・・日本語は難しい。
私は2年前には意識喪失(原因不明)で転んで救急車に乗りましたし、明日(8月22日)は心臓の冠動脈へステントを入れた術後の経過観察の日。
診察前には心臓へ負荷を掛けての心電図をとりますので3分間の階段の上がり降り。腰椎が変形している私にとっては非常に厳しい検査。階段から転んで落ちなければよいがと心配しています。
転んで 「後の祭り」になるよりは、「転ばぬ先の杖」が大事でしょうね。

話が最初から大脱線しましたが、今朝一番にケースの中を見たら、パセリの葉は食い尽くされ、茎だけになっていました。
ケース中のパセリを交換する時に庭のパセリを見たら、肥満度(BMI指数)が最高値に達しそうな終齢が居ましたので、「転ばぬ先の杖」のつもりでケースへ取り込んでおきました。
P20140821-P1060420


今日も夕方はカブトムシの餌交換の後でケース内の萎れたパセリを交換。
庭のパセリの幼虫を数えたら1匹不足。
またまた逃走されたようです。

このままでは、残っている終齢幼虫すべてが大脱走するかもしれないので、庭のパセリに居座っている終齢幼虫すべて(2匹)をケースへ取り込みました。
今朝は「転ばぬ先の杖」でしたが、夕方は「転んでしまった後の杖」になってしまいました。
P20140821-P1060421

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