キアゲハの飼育(22):翅が広がらずに羽化失敗。紙をテーパー状に巻いて蛹の保護ポケットの製作。パセリの種蒔きもしています。
背番号については2007年・キアゲハの蛹の背番号一覧をご覧下さい。
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7月28日に産み付けられ、8月1日に孵化した幼虫は、羽化して飛び立つまでを一貫した日記に書くことにしました。
下記のページをご覧下さい。
2007年8月19日 隠し財産
隠し財産を一挙公開です。
これぞ泥縄式のパセリ畑です。
右の3つ目のプランタですが、パセリが何とか芽を出したなと思ったらキノコが大きくなっていました。
安物の園芸用の土ですから、笑い茸のようなのも出てきますよ。
これらは来年の春用でしょうね。
今年は、これからも苗探しを続けます。
(スミレはツマグロヒョウモンのページで説明します。)
2007年8月20日
夕方、庭へ水撒きしていたら目の前に何者かが倒れこんできました。
目の前も目の前、私の足元です。
よく見たら、背中のヒゲも白髪混じりのジッチャンかバッチャンのキアゲハ。
避暑地からの長旅で喉はカラカラ。シャワーのような水を見て安心しきって降りてきたのでしょうか?
霧吹きで水をかけてやり、モミジの葉の上に載せてやりましたが、飛んでいく力は残っていないようでした。
2007年8月22日・・・ナミアゲハのサービスです
すみません。キアゲハではなく、ナミアゲハです。
私の部屋には何故か蝶がたびたび入り込んできます。
アゲハと遊んでいるうちに、蝶の駆け込み寺になったのかなともおもっていますが、ひょっとすると、蝶との遊び過ぎのため、中華航空機の燃料噴出を真似して、私の身体から蝶のフェロモンを噴出しているのではありますまいね。
2007年8月24日 羽化失敗
背番号No.18が羽化!
しかし、ツマグロヒョウモンに気を取られていて、キアゲハの羽化に気が付かず、可哀想なことをしてしまいました。
いつものようにツマグロヒョウモンの垂れ下がり状況を見に出たら、ツマグロヒョウモンの羽化場の柱に見慣れぬ物体が!
近寄ってみたら、片側(左側)の羽根が縮れたままのキアゲハ。
天井裏を確認したら、キアゲハの抜け殻が一つ。
羽化して、天井裏を掴み損ねて墜落し、何とか柱へ辿り着いて、途中まで登ったんですね。
しかし、登って羽根をダラリと垂れ下げるまでに時間が掛かったことでしょう。
昨日の夕方にでも、「明日は出るぞーー」と連絡をくれていたら、飼育箱の蓋を植木鉢の木に立てかけてやったのに・・・内緒で羽化してもらっては困りますよね。
愚痴を言っても始まりませんので、足元の確かなハイビスカスの枝に掴まらせてやりました。
蝶は、羽化した直後が非常に大事な時で、その時に広がらなかった羽根は、アイロンを掛けても手遅れなんですよ。
昼過ぎまではハイビスカスの枝に掴まっていましたが、夕方見たら、下に落ちていました。
2007/08/24 09:00現在
子供さんたちの学校の夏休みも残り1週間になりました。
ぼちぼちキアゲハの夏休みも終わることでしょう。
サナギも6匹残っていますが、熱中症に負けずに頑張ったのは何匹でしょうか?
羽化してくれるのが楽しみですね。
2007年8月25日 テーパー状の筒 ・ 蛹のポケット ・ 蛹の保護ポケット
飼育箱の壁にくっついている背番号No.13ですが、カブトムシの幼虫の住居の都合で、引っ越してもらいました。
未だ名前は決まっていませんが、とにかく作りました。
テーパー状の筒が出来ました。
糊は速乾性木工ボンド(お茶運びカラクリ人形組立の残り)で代用しました。
目の前にあるものを適当に使っています。
ロケットが噴煙を吐きながら暗黒の宇宙を飛んでいます。
飼育箱の壁にくっついていた背番号No.13の背中の糸を切り、尻の糸を剥がしたのですが、北京で見た蚕の真綿のようですよ。
これを集めたら、真綿の布団が作れそうですね。
仮入居の感想は?
「腰周りはピッタシカンカンだが、少し深過ぎるなあ」
「いい湯だな」と歌っているかいないかは判りませんが、温泉ムードです。
2007/08/25 10:00現在