
昆虫館館長
キアゲハの飼育(15):脱皮中のキアゲハの幼虫に出会えました。脱皮は短時間で終わりますので、幼虫が数多く居ないと出会えるチャンスが少ないです。
背番号については2007年・キアゲハの蛹の背番号一覧をご覧下さい。
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2007年7月8日(その2)
夕方、背番号No.1のサナギの様子を見たら、全く変化なし。
念のためにダンボール箱は被せておきました。
背番号No.5候補者は、飼育箱の蓋にしがみついて前蛹になっていました。
今日の昼間はナミアゲハが乱れ飛んでいました。
これは、その中でヨタヨタしていた1頭ですが、羽化して間もないと思います。
2007年7月9日
これは背番号No.5候補者を朝撮った写真ですが、夕方も前蛹のままでした。サナギになるのは今晩でしょうね。
背番号No.1の胸の辺りを見て下さい。
羽根の黒色と黄色い縞が、薄っすらですが見えてきました。
明日の朝は羽化ですよ。
小さい飼育箱と小さいダンボール箱なら家の中に入れるのですが、庭でダンボールを被せて、雨よけのブルーシートを掛けておきました。
2007年7月10日
背番号No.1がやっと羽化しました。
我が家で今年(2007年)サナギになったキアゲハの第1号です。
6時20分、ダンボール箱を取り除いて起床
朝、6時20分にダンボール箱を取り除いたら、背中にも羽根の模様が透けて見え、羽化の準備完了。チョッと触ってみたら、身体を動かしますので、その時を待つだけです。
が・・・誠に残念なのは雨模様の天気。しかし、雨が降ろうが羽化はしなければならないのが自然界の掟。
一応、サナギの殻を破って出てきてから、羽根が固まるまでは雨に濡れないように軒下のゴールデンカサブランカ(花の直径約25cmの百合)に飼育箱の蓋を立てかけておきました。
背番号No.5は、綺麗な色のサナギになっていました。
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