キアゲハの飼育(38):今年も越冬蛹が羽化しましたが、殻から出た直後には翅が広がらず、翌日みたら翅は広がっていましたがグチャグチャ。羽化の手助けをするわけにもいかず、可哀想なものです。
[背番号2009-*]の表示は2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2010年3月5日 今年の越冬蛹
今年の越冬蛹は16頭です。
そのうちキアゲハは5頭。
全てが無事に羽化してくれればよいのですが・・・・
なお、越冬蛹の羽化の状況は、2010年・越冬蛹の羽化情報に整理しています。
2010年3月5日 パセリの準備はOK
このパセリはよく茂っていますが、昨年の秋には殆ど食べ尽くされて、芯だけが残っているような状態のものを置いていたものです。
毎年のことですが、このパセリが枯れる頃にならないと産卵には来てくれないのでしょうね。
今年の春用にと思って昨年の秋に種蒔きしたものは未だ小さくて、大食漢の幼虫の食料にはなりません。
彼岸も過ぎましたので、パセリの追加の種蒔きもしなければなりませんね。
2010年3月20日 [背番号2009-263]が羽化
今朝は10時半頃に外出から帰って庭へ廻ったら、[背番号2009-263]で越冬していたキアゲハが羽化していました。
気温は日陰で19℃。直射日光が当たっている蛹の所は32℃。
冷え込んだり暖かくなったりする日を繰り返していますが、1週間先には、錦帯橋の桜も綺麗に開花するとのニュースが流れていましたので、春本番が近づいてきたようです。
[2010/03/20追記]
昼前に傍を通ったら飛び立ったのですが、5mくらい先の木に掴まりました。(写真はその時に撮ったものです。)
写真を撮った後、捕まえて連れ戻し、ネットに掴まらせておきましたが、午後見た時は何処かに飛び去ったあとでした。
夕方から強烈な風雨と雷。どこかで雨宿りしていることでしょう。
[2010/03/21追記]
昨晩の風雨は超強烈。夜中に何度も目が覚めるような風と雨の音。
[背番号2009-263]は雨宿りどころではなく、どこかへ吹き飛ばされたことと思います。
2010年3月27日 [背番号2009-260]が蛻の殻、[背番号2009-261]が羽化の兆し
[背番号2009-260]
[背番号2009-263]が羽化した3月20日以降、天候が悪くて気温が低い日が多く、羽化することはあるまいと思っていましたが、今朝は久しぶりに快晴になったので蛹置き場を見たら、[背番号2009-260]は羽化してしまっていて蛻の殻。先を越されました。
[背番号2009-261]
隣の[背番号2009-261]の蛹は翅の模様が透けて見えていましたので、今日は羽化するかもしれません・・・?
2010年3月31日 [背番号2009-261]が羽化
3月27日に翅が透けて見えていた[背番号2009-261]ですが、その後冷え込んできて、羽化できないのかもしれないなと半分は諦めかけていましたが、今日の午後、庭の木の手入れをした後、羽化しているのに気付きました。(諦めかけていましたので、見るのを忘れていたのが本音です。)
翅は固まっていましたので昼頃に羽化したものと思います。
天気は下り坂で、部屋の中は19℃でしたが、蛹のある所は16℃。少し寒いくらいでした。
夕方から小雨が降り始めましたが、箸に掴まったままで飛び立とうとしません。今晩は、雨宿りのようです。
[2010/03/31夕方追記]
18時30分過ぎに見てきましたが、箸に掴まったままで、近づいたらパッと翅を広げます。
[2010/04/01追記]
今朝は雨です。[背番号2009-261]は翅を閉じて箸に掴まって雨宿り中です。
近づくと、パッと翅を開きますが、敵への威嚇でしょうね。
午後見たら、箸から落ちて、鉢の受け皿でバタバタしていましたが、飛び立てそうにありません。
近づくと逃げようとしますが、芝生の上を歩き回るだけ。
雨が降っているので、砂糖水を吸わせて、ネットを被せておきました。
もう一晩宿泊してもらいます。
[2010/04/02追記]
今日は関東地方は強風で大変だったようですが、こちらの地方は生温かい風が吹き込んで天気も良好。
[背番号2009-261]ですが、朝は翅の動きに力が無く飛び立てず。砂糖水を吸わせて、ネットを被せておきました。
昼過ぎにネットの中を見たら、くたばったように見えたのでネットを持ち上げたら、元気良く飛び出して、隣の家の屋根を飛び越えて飛んでいきました。