キアゲハの飼育(10):キアゲハの越冬蛹が羽化。6月には花が咲いたパセリで幼虫を発見。パセリの鉢を飼育箱の中に入れて飼育しています。
背番号については2007年・キアゲハの蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2007年4月5日
暖冬のまま春を迎えるのかなと思っていたら突然寒くなったり・・・
暖かくなったり寒くなったりしている間に、急に桜が開花しはじめ、岩国市の錦帯橋の桜も8分咲きになりました。
今日は、昨年の秋から越冬していたキアゲハのサナギを陽のあたる庭へだしてやりました。
4匹のうち、何匹が羽化するのかが楽しみですね。
気温が関係するように思いますが、どのような時に羽化するのでしょうかね?
2007年4月12日 キアゲハの越冬蛹が羽化!
驚き、桃の木、山椒の木
部屋の中で越冬させたハイビスカスを植え替えようと、破れたタライに土を入れて庭へ出たら何か不審物が目の前を通過。
飛んでいって着地した所を見たら、なんとキアゲハではありませんか!
直ちにカメラを取りに行って1枚パチリ。
なにしろ着地した場所が悪くて芝生も生え揃っていない荒地。
もう少し良い場所で記念撮影しようと思って、やっとの思いで捕まえてハイビスカスの枝に掴まらせたら、力強く羽ばたいて、竹薮の方へ飛んで行きました。
今年は遅れをとらないようにパセリも沢山植えつけてありますので、我が家の庭に棲みつけばよいものを・・・
しかし、その前に、交尾する相手を見つけなければ・・・
(2007/04/12 12:27撮影)
サナギの越冬館を見たら、赤丸の所がもぬけの殻になっていました。
朝早く羽化したのでしょうが、午前中には気が付きませんでした。
2007年4月25日
越冬したサナギの1匹目が羽化した4月12日以降、毎朝、様子を見ていたつもりでしたが、越冬館を良く見たら、2匹目、3匹目はもぬけの殻。
4匹目は真っ黒になっていましたので、触ってみたらグニュグニュしていて、殻の中は液体のような感じがしました。羽化出来ずに死んでしまったのでしょうね。
2007年6月13日
本日(6月13日)、山口県も梅雨入りしたもようと発表されました。
雨が降らないうちに幼虫の様子を見ておこうと思って、秘伝のGARAKUTAパセリ農場へ行ってみました。
手前の白い鉢を先頭にずらりと並んだパセリ。その向こうのフェンスの手前のデコポン。この写真を撮った後ろにある大きな橙の木。何処を探してもアゲハの幼虫は見当たりません。
異常気象の影響なのか?
米軍岩国基地拡張工事用の土砂採掘のために裏山が無くなりましたので、防衛省による自然環境破壊の影響なのか?
今年はアゲハ蝶の不作の年なんでしょうかね?
皆さんの所はいかがでしょうか?
このような状況では、今年の飼育日記はどうなることやら?
まあ、庭をアゲハ蝶が飛んでいますので、悲観することもないでしょう。
幼虫が見つかるまでは、庭で見かけたナミアゲハをご覧にいれることにします。
今年は昔懐かしい蒸気機関車の模型を作っていますので、ハンダ付けするたびにクレンザーで磨くために庭の水道の蛇口の所へ通っています。
6月5日、他のことで蛇口の所へ行ったらアゲハ蝶が・・・まだ羽根が固まるのを待っていたのでしょうね。
カメラを取りに行って戻ってみたら、羽根を広げてくれました。
このコンクリートはエアコン(防衛省の口封じ用手抜き防音工事の賜物)の屋外機の脚ですが、その上を見たら抜け殻が残っていました。
抜け殻の下には、サナギになった時の名残、頭の部分の殻も残っていました。
多い日には1日3回くらい水道の蛇口の所へ往復しましたが、サナギには気が付きませんでした。
蒸気機関車の模型に全神経が向いていて、視野が狭くなっていたのでしょうね。
それでは、アゲハだけではありませんが、庭で出会った蝶を。
今年は何か嫌な予感がしています。
春先から雀が庭へ居ついてしまっています。
それもパセリの鉢が置いてある近く。
我が家の庭にはミミズが沢山棲んでいますがついでに幼虫も・・・なんてことはないでしょうね?