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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

キアゲハの飼育(19) 蛹になる前は、腹の中を空にするために下痢便

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キアゲハの飼育(19) 蛹になる前は、腹の中を空にするために下痢便

キアゲハの飼育(19):アゲハの幼虫の下痢便・・・食べ過ぎや食中毒などの病気による下痢ではありません。蛹になるために、腹の中の便を空にするのは健康な証拠です。

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背番号については2007年・キアゲハの蛹の背番号一覧をご覧下さい。

旧館 新館 別館
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2007/07/26  10:28現在
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2007/07/26  05:52現在
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2007/07/23  16:56現在
田舎村写真館
田舎村写真館
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2007年7月24日

2007/07/24  07:59現在

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2007/07/24  17:23現在

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下のほうのナミアゲハの食料に比べたら侘しいものですよね。

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~耳を澄ませてお聞きなさい、コトコトコットン、コトコトコットン、シドレミ~
何か聞こえてきませんか?
~親亀の背中に子亀を乗せて~子亀の背中に孫亀のせて~

No.17候補ですが、背中から降ろしても背中にしがみつく。また背中から降ろす。また背中にしがみつく。この、しつこさには負けました。
明日の朝はどんなになっていることやら?
No.のない幼虫は、たぶん野次馬ですよ。

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2007年7月24日(付録) ナミアゲハ特集

天気が良くなったので、伸び放題だった橙の枝を間引きました。

橙の木の高さは約2m、枝の広がりの直径は約2m。今年は不作ですが、毎年50個以上の実が獲れます。下の方から切り始めた途端、セミの小便の洗礼。今朝、羽化したばかりの3匹からのプレゼントでした。
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切り取った枝には、サナギが2匹、前蛹が1匹、
幼虫が3匹くっついていました。
サナギと前蛹は焼き鳥用の串へセロテープでくっつけて鉢へ挿し、幼虫のくっついた枝は、橙の木へセロテープでくっつけておきました。

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この橙の木くらい豊富にパセリがあるとキアゲハの幼虫飼育も苦労しなくてすみますが・・・

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2007年7月25日(第一幕)

田舎村写真館
田舎村写真館
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(2007/07/25  05:48現在)
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(2007/07/25  05:52現在)

しつこさと根性のあるNo.17候補
ついにやりました!
尻を背番号No.14の背中に乗せて、背中には糸を掛けて、「絶対に動かないぞ!」
しかし、No.14No.17のどちらかが動くと、
相棒もピクッ。
ストレスが溜まって胃潰瘍にならないように祈りましょう。

日増しに黒さを増す背番号No.12
もう羽化することはないでしょう。
今朝、背中の糸を切り、尻の糸を外したら黒い液体がドロッ!
死んでいました。


~親亀の背中にお尻を乗せて~
開けてビックリ。昨日の歌詞が変わりました。
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No.17候補が尻を乗せた背番号No.14の詳細。No.17候補の糸は強そうですね。
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No.18候補の見事な前蛹の姿もご覧下さい。

2007年7月25日(第二幕)

2007/07/25  14:51現在

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背番号No.17が蛹になり、背番号No.14と二段重ねになりました。
キアゲハの夏の陣No.20までの全員が登場しました。

二段重ねの詳細ですが、背番号No.14が羽化した後、抜け殻をそのままにしておかないと背番号No.17は墜落しますね。
その右に幼虫が1匹(No.20候補)。
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No.20候補を見ていましたら、大きな糞をポロリ。
こんなのが腹の中に詰まっていては前蛹にはなれないなと思った途端、青汁(下痢便)を2度出しました。これで腹の中はスッキリ。
これは、食べ過ぎや食中毒などの病気の下痢ではありません。
前蛹になるために腹の中を空にする元気いっぱいの証明です。

(腹の中に糞を溜めたままサナギになったとしたら、糞にまみれたアゲハの誕生。気持ち悪いですよね。)
これからサナギになる場所探しです。

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2007/07/25  15:26現在

背番号18がサナギになりました。
No.20候補はサナギになる場所を探して歩き回っています。

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ひとつ上の写真ではよく判りませんが、No.19候補の尻は飼育箱の蓋から外れています。
背中の糸だけで宙ぶらりんになり、怪我をされたら困りますので、尻を速乾性の木工ボンドでチョッとだけくっつけました。
このNo.19候補を目を皿のようにして、じっくりと見て下さい。
皮はブヨブヨになっていて、頭と胴体の間がクビレてきました。
間もなく第三幕蛹化の開演です。

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