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2014年9月6日 終齢2匹を拉致しました
今日は昼前に、庭のパセリにしがみ付いていた終齢2匹を拉致して、ケースの中に取り込みました。
午後2時頃に見たら、ケースの底には下痢便。
終齢2匹のうち1匹が、スッキリした気分で防虫シートに掴まっていました。
これは諦めて前蛹になるのではなく、死んだふり。まだまだ歩き回りますよ。
今日の知恵比べは、逃走寸前に拉致した私の勝ちです。
夕方近く(16時30分)、ケースの中を見たら、割り箸に掴まって縮んでいました。
この割り箸が蛹になる場所です。
[背番号ki-50]で登録して、蛹用のケースへ入れておきました。
18時40分頃に蛹用のケースの中を見たら、[背番号ki-50]は割り箸で下向きになり、尻尾の先端を引っ掛けるための糸張りの真っ最中でした。
驚かせないようにケースの外から写真撮影。
写真を撮った後、動画を撮ろうかなと思ってケースの蓋を開けたら、驚いて糸張りを止めましたので撮影は取りやめ。
2014年9月6日 [背番号ki-43]ですが・・・
[背番号ki-43]ですが、キアゲハの住民基本台帳の個人情報によると、8月20日に蛹。
本日、9月6日は17日目になりますが、羽化の兆候は現れません。
昨日までは蛹に触ると尻尾のほうを動かして、「キュッ、キュッ」と蛹の鳴き声が聞こえていたのですが、今日は、尻尾のほうを曲げても全く反応が無く、写真のように曲がったままになっています。
生きているのなら、曲げられた尻尾は真っ直ぐになるのですが、蛹の中は死んでいるのでしょう。
ヤドリバエなら1週間くらいで蛹が腐ったようになるのですが、そのような様子は見えません。
アオムシコバチなら、殻が乾いて固くなるのですが、そうでもないようです。
アゲハヒメバチは、出てきたのは見たことがありますが、出るまでの様子の記録はありませんので判りません。
それとも、自分自身で死んでしまったのでしょうかね?
2014年9月7日 [背番号ki-50]が前蛹
昨夜は下向きになったり、上向きになったりして、何回か尻尾の先端を引っ掛ける糸を張りかえていた[背番号ki-50]ですが、今朝は無事に前蛹になっていました。
2014年9月7日 今年最後のキアゲハの幼虫・・・[背番号ki-51]
昨日拉致した2匹のうち1匹の終齢幼虫が、割り箸に掴まって庭を眺めています。
[背番号ki-51]で住民登録の予約をしました。
この[背番号ki-51]が、今年の我が家でのキアゲハの幼虫の最後になります。
キアゲハにとっては、まだまだシーズンの真っ盛りですが、我が家では深刻な事情があり、最後なる決断をしました。
今日は9月7日。2週間先は秋の彼岸です。
秋の彼岸と言えば、猫の額ほどの狭い庭ですが、畑部分に、堆肥にした生ゴミや鶏糞を埋め込んで、来年の花の球根の植え付け、種蒔きや、パセリの種蒔きが出来るように支度をしなければなりませんので掘り返します。
また、残っているパセリは食い尽くされ、キアゲハの幼虫を養うほどは残っていません。
この僅かなパセリに産み付けられた卵が孵化して、飢餓にあえぐ幼虫の姿を見るのは残酷ですから、産卵が出来ないように、今日の午後には、残ったパセリの残骸を引き抜きます。
10月に入ったらパセリの種蒔きをしますが、幼虫に食べさせることが出来るのは来年の春ですね。
従って、[背番号ki-51]が、今年の我が家でのキアゲハの幼虫の最後です。
今年最後のキアゲハ[背番号ki-51]の様子が気になるので、午後2時前にケースの様子を偵察。
朝掴まっていた割り箸には下痢便のような汚れが付いていて(但し、ケースの底には、明らかな下痢便は見当たらない)、[背番号ki-51]はケースの底にゴロンと転げているではありませんか!
9月と言えば2年前。歩いていたら意識がなくなり、倒れて救急車に乗せられたことを思い出しました。
ケースの底に転げている[背番号ki-51]を発見し、直ちに救急車を手配。
指で優しく掴んで持ち上げたのですが、体は動かしません。
しかし、タコの吸盤のような足は私の指になんとか吸い付きますので、心肺停止には至っていないと思われます。
近くにAEDはないかと探しましたが、年金生活で消費税アップに溺れそうな我が家には設置するほどの無駄な予算はなし。
まだ蛹になれるエネルギーは残っていると信じて、ティッシュペーパーのフワフワのベットに寝かせておきました。