
カブトムシの飼育(6):カブトムシの前蛹、蛹、手作り人工蛹室の作り方、人工蛹室に寝かせた蛹、人工蛹室での羽化などの写真を公開していますのでご覧下さい。
今年も、カブトムシ、アゲハ蝶の幼虫の飼育の最盛期になりました。
カブトムシ、アゲハ蝶の幼虫の飼育、羽化を見るのは楽しいものですね。
今年は、すでにカブトムシは4匹が羽化してしまい、これからは産卵の時期に入ります。
これまでのカブトムシ、アゲハ蝶の幼虫の飼育は、このホームページの中で、写真で見ることが出来るようにしてあります。
岩国市田舎村昆虫館←ここをクリックして見て下さい。

2006年7月5日
サナギが黒っぽくなってきました。
今日は、安眠ベッドを取り出して記念撮影。
中央寄りの2匹が特に黒っぽくて、サナギの中に角や足が出来てきているようです。
全員、元気です。ピクピクと動くし、動くときに「キリキリ」という感じの音が聞こえます。
最初の4匹並んだ写真と同じ順に並べてあります。中央寄りの2匹を見て下さい。
中央寄りの2匹の背中も撮っておきました。
サナギになってから何日くらいで羽化するのでしょうか?
いろいろと調べてみたのですが、20日くらいらしいですね。
そうすると、早ければ7月10日くらいですかね。
チョッと余談ですが、今日撮った写真を眺めていて、北京の銀座・王府井近くの屋台街・・・東安門美食坊を思い出しました。まさか、売ってはいないでしょうね?

2006年7月7日 羽化
ニュース速報 カブトムシが羽化
[GARAKUTAニュース社提供]GARAKUTA動物園のスクープです。
北朝鮮のテポドン2号の失敗で浮かれている場合ではありません。
夕方、メスの館への餌の補充ついでにオスの寝室を見たら、1匹がサナギの殻を脱ぎ捨てているではありませんか!
真っ白ではありませんが、黄色っぽい羽根。角にはサナギの殻が付いたまま。
ベッドの外に出て、マットの上でうずくまっています。
朝の回診の時にはサナギでしたが・・・

![]() 17時32分 |
![]() 17時32分 |
![]() 17時32分 |
![]() 18時41分 |
さぞかし慌てていたのでしょうね。
お祝いの白い礼服を着たのですが、ステテコの裾が出ていました。(左の写真)
みっともない姿に気がついたので、ステテコは引っ張り上げたのですが、上に上げ過ぎて尻が見えてしまいました。(一番右の写真)
本来なら、脱皮して、身体が固まったら自分で蛹室から這い出してくるのですが、しばらくこのままにして、マットの中に潜り込むのを待つことにします。
2006年7月8日
今日は朝一番に確認。
昨日羽化した1匹が黒くなり、飼育箱の反対側の端へ移動。
幸いなことに、サナギに傷をつけることなく、そろりそろりと歩いたんですね。
羽化した1匹と、サナギを同じ飼育箱に入れておくのは心配でなりませんので、¥100ショップで飼育箱を買ってきました。
「米びつ3kg用」とか書いてありましたが、これは使いものになりますよ。
蓋に窒息防止用の孔を明けて使います。
羽化している1匹を新居へ移し、食料を入れておきました。
自分でマットへ潜るか、自分で餌を食べる力が出てきたら、この新居でメスと同居させます。
残りの3匹のサナギは大部屋に取り残し。
実は、飼育箱は3つ買ってきていました。
3匹大部屋へ同居させていると、羽化して大暴れされた時には一大事になるため、1匹ずつ個室にしました。
安心して、大イビキをかいて寝ています。