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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

カブトムシの飼育(6) 蛹・人工蛹室・羽化

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●このページは、前ページからの続きです

2006年7月9日

朝、1匹目のご機嫌伺いに行ったら、マットの中に潜り込んでいました。
大好物のゼリーは全く食べていません。
まだ少し早過ぎるとき思いますが、メスを1匹入れてお見合い。
嫌がる様子も見えないので、ここに同居してもらうことにします。

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2006年7月9日号外 羽化

ニュース速報 第2弾  カブトムシの2匹目が羽化
[GARAKUTA新聞社提供]岩国市田舎村昆虫館のスクープです。


11時46分
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今回は宇宙服のような丈夫な服を脱いでから時間があまり経っていないと思います。
GARAKUTA工作所特製の蛹室から出ようかなとしている時でしたよ。
色は1匹目の時よりもっと白。

田舎村写真館
田舎村写真館
この記事のテーブル(表の枠)内に挿入されている写真は、クリックすることにより拡大できます。

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11時46分
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11時47分
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11時48分
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11時48分
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11時48分
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11時48分

脱皮してから時間は経っていませんね。まだ力は全く出ないのでしょう。
蛹室の縁を乗り越えられず、蛹室の中でうずくまっていました。
今日は良く見えたのですが、外側の羽根は身体より小さいし、内側の薄い羽根も外に出ていません。それから、蛹室の中でゴロンと転がった時に見えたのですが、腹の方も白かったですよ。


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12時19分
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12時23分

羽根が少しずつ茶色っぽくなってきています。
内側の薄い羽根が伸びてきました。


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12時41分
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12時41分

可哀相ですが、モデルになってもらいました。
羽根の大きさと、身体の大きさを比べてみて下さい。
ついでにヘソを探しましたが見つかりませんでした。


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15時02分
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16時24分
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17時16分
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19時13分

デカパンを上にあげたら、お尻が見えてきたのですが、上着が伸びてきて、見えなくなりました。
羽根の色も少しずつ黒っぽくなってきています。明日の朝は、一人前のカブトムシの姿になっていることでしょう。


もう2匹、時々尻を動かしながらサナギで頑張っています。
ひょっとすると、脱皮している時に出会えるかなと、今日の午後は私の御殿の中に入れておいたのですが、「期待にそえず残念でした」とのことでした。
明日からは近くに置いておき、時々様子を見ることにします。

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[ご注意]
羽化してから羽根が固まり、自分で餌を食べるようになるまでが一番大事な時です。
このページでは、羽化して間もない時に指で掴んだりしていますが、真似をしないで下さい。
真似をして、身体が変形したり、死んでしまったりしても責任は持てません。
死んでしまったから1匹送ってくれと言われても送ることは出来ませんよ。

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2006年7月10日(1)

GARAKUTAカブト市も財政困窮で住宅難。飼育箱の数が足りず、ヤリクリに追われています。
今朝は夜明けとともに2匹目をお見合いさせました。
なんだかメスに嫌われたのかなとも思えるのですが、次の入居希望者が待っていますので、明るい希望を持って同居してもらうことにしました。

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2006年7月10日 号外1

ニュース速報 第3弾  カブトムシの3匹目が羽化
[GARAKUTAテレビ局提供]


10時03分
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3匹目は羽化に立ち会いました。
残った2匹のサナギを見ながら、羽化する時には、「今から羽化するぞ~~」と大声で叫んでくれれば有り難いのにと思いながらベット(蛹室)を見たら、1匹が足を動かしているではありませんか!
これまでは尻を動かすだけ。
足を動かすということは、殻を破って出てくるなと思ったら、やはり羽化でしたよ。

2006年7月10日(2)

3匹目の誕生騒動も一段落したので、1匹目の新居を訪問。
仲良く暮らしていました。

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2006年7月10日 号外2

ニュース速報 第4弾  カブトムシの4匹目が羽化
[GARAKUTAラジオ局提供]


13時19分
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4匹目の羽化はたぶん明日だろうと油断していた間に羽化していました。
3匹目の様子は度々見ていたのですが、次第に見る時間間隔が開いていき、その間を狙って羽化していました。

お知らせ

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カブトムシの飼育(5) 幼虫・飼育・蛹室・前蛹・蛹・人工蛹室
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カブトムシの飼育(7)[別冊]白いカブトムシ誕生(その1)
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