
カブトムシの飼育(7):羽化の兆しが見えたので、横型の人工蛹室に寝かせて待っていたら羽化してくれました。羽化したばかりの白い翅のカブトムシを見たい方は、お試し下さい。但し、日本のカブトムシには、横型の人工蛹室は不向きなので、羽化に失敗することを覚悟して下さい。
今年(2006年)は、オスが4匹羽化しました!
[2006/06/28記念撮影]
今年の幼虫はオスが4匹。
7月7日に1匹目が羽化し、7月10日には4匹目が羽化。
4匹とも見事な白い羽根を見せてくれました。
このページの手作り蛹室は、洋式です。
和式の手作り蛹室は、2007年・カブトムシ飼育日記(10)をご覧下さい。

日本の生活では、トイレも寝室も、和式、洋式入り乱れていますが、日本のカブトムシは和式、外国のカブトムシは洋式の蛹室に寝かせるのが良いようです。
しかし人間と同様に、西洋カブレしたカブトムシもいますので、本サイトの例のように、日本のカブトムシが洋式のベッドでも安眠し、無事に羽化してくれました。
ニュース速報

ニュース速報 2006年7月7日 カブトムシが羽化 [GARAKUTAニュース社提供] ![]() 17時32分発見 |
ニュース速報 第2弾 2006年7月9日 カブトムシの2匹目が羽化 [GARAKUTA新聞社提供] ![]() 11時46分発見 |
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ニュース速報 第3弾 2006年7月10日 カブトムシの3匹目が羽化 [GARAKUTAテレビ局提供] ![]() 10時03分の状況 |
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1匹目と2匹目の羽化の様子は、カブトムシの飼育(3)に掲載していますので、そちらをご覧下さい。3匹目の羽化の様子は、カブトムシの飼育(4)に詳しく掲載しています。 |


3匹目は足を動かし始めた時(脱皮を始めた時)に気付いたので、写真が沢山あります。
似たような写真ですが、良く見ると少しずつ異なっていますので、撮影時刻を入れて、出きるだけ多くの写真で羽化の様子をご紹介します。
また、3匹目の羽化から3時間半後、油断した時を狙って4匹目が羽化しました。
3匹目と4匹目を一緒に撮った写真もありますので、2匹を比べて見て下さい。
2006年7月10日 羽化
ニュース速報 第3弾 カブトムシの3匹目が羽化
[GARAKUTAテレビ局提供]
10時03分の状況
3匹目は羽化に立ち会いました。
残った2匹のサナギを見ながら、羽化する時には、「今から羽化するぞ~~」と大声で叫んでくれれば有り難いのにと思いながらベット(蛹室)を見たら、1匹が足を動かしているではありませんか!
これまでは尻を動かすだけ。
足を動かすということは、殻を破って出てくるなと思ったら、やはり羽化でしたよ。

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![]() 09時47分 |
![]() 09時47分 |
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タイミング良く、足を動かし始めたのに気がつきました。
特に頭の方から2番目の足の動きが激しいですよ。
足の殻がほころび始めました。
![]() 09時49分 |
![]() 09時49分 |
![]() 09時50分 |
![]() 09時50分 |
横向きになりました。頭の方の黒いカブトが見えてきました。
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![]() 09時52分 |
![]() 09時53分 |
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背中の白い羽根がチラッと見えてきました。
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![]() 09時55分 |
![]() 09時56分 |
![]() 09時56分 |
あまり白い背中を見せると値打ちが下がりますので、また仰向けになって服を脱ぐことにします。
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隣では4匹目が行儀良く寝ています。
サナギを見ていて、またまた変なことを思い出したのですが、色といい、艶といい、テーブルに出てきた北京ダックに似ていませんか?

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![]() 09時58分 |
![]() 09時58分 |
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少しずつ身体の殻を脱いでいます。
身体と殻の間に、白い糸のようなものが見えますが、何でしょうかね?
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![]() 10時00分 |
![]() 10時02分 |
![]() 10時02分 |
足の殻も5本は脱ぎ終わりました。
白い腹がだんだんと見えてきていますが、皆さん、ヘソは見つかりましたか?
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![]() 10時03分 |
![]() 10時03分 |
![]() 10時03分 |
10時02分に身体の殻を脱ぎ終わりました。
羽化を始めてから約17分間。身体を捩じらせたりして、物凄いエネルギーの消費ですね。しかし、手伝うことは出来ませんよ。
10時03分、くるりと廻って、純白の背中を見せてくれました。続いて、出番を待ってタヌキ寝入りをしている4匹目へご挨拶。
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![]() 10時04分 |
![]() 10時05分 |
![]() 10時08分 |
4匹目に挨拶に行こうにも、GARAKUTA蛹室が深くて、羽化したばかりの力では這い上がれません。ここは、GARAKUTA蛹室の製造責任を感じて、ベッドを斜めにしてやりました。
![]() 10時09分 |
![]() 10時12分 |
![]() 10時14分 |
![]() 10時26分 |
這い上がりに成功。しかし、4匹目は挨拶に返答がないため、素通りしました。
似たような写真が並んでいますが、白い羽根と胴体の長さや、下側の羽衣のような薄い羽根などをしっかりと見て下さい。
昨年は、羽衣のような薄い羽根を内側へ入れ込まれずに、外に出したまま一生を過ごしたオスがいましたよ。
![]() 10時27分 |
![]() 10時43分 |
![]() 10時48分 |
![]() 11時36分 |
脱ぎ捨てた忘れ物もお見せしましょう。
羽根の色が急に茶色っぽくなっていますが、記念写真の撮影間隔が長くなっています。
![]() 11時37分 |
![]() 12時03分 |
![]() 12時04分 |
![]() 12時54分 |
角の殻は最後まで残りますね。
この殻だけは手伝って取り除いてやっていますが、この3匹目の角は曲っています。
この3匹目の角は、特製蛹室へ取り出した時から曲っていました。
自分で作った蛹室が狭くて、真っ直ぐになれなかったのでしょうね。
それから、内側の羽衣がなかなか引っ込みません。
少し時間をおいて、時々様子を見ることにします。