カブトムシの飼育(24):蛹を約100匹、岩国市の科学センターへ寄付しました。マットの使用量の集計もしてみました。
2009年6月12日 養子縁組を決めてきました
ペットボトルの中を時々点検していますが、蛹になったものが居ますし、前蛹のままのものも居ます。この調子なら、今月末くらいには羽化が始まりそうです。
昨年は近所の子供たちを中心に♂♀のペアで成虫を1セットずつ配りましたが、欲の皮が突っ張った近所のバアサンに誤魔化されてしまい、最後には成虫不足。今年は、本当にカブトムシを大事にして飼育してくれる子供たちに限定して蛹の状態で配ることにして、残りの約100匹近くは、当市内の某所(岩国市の科学センター)へ寄付することを決めてきました。来週の終わり頃までには持って行きます。
もちろん、我が家の来年のための繁殖用は何匹かを残しておきますよ。
2009年6月13日 蛹4匹入りのペットボトル2個・8匹が旅立ち
「旅立ち」とは言っても近所ですが、昨年、蛹をプレゼントしたら大喜びしてくれた子供に、蛹4匹入りのペットボトル2個=8匹を今年もプレゼントしました。
2009年6月14日 残りの旅立ちの準備が完了
今日は、全てのペットボトルを念入りに点検しました。4匹入っているペットボトルがあるし、3匹入っているのも。2匹入れた筈なのに1匹も居ないペットボトルも5~6個ありました。浮気の癖が治らず、お隣さんへ押し入ったのがいるんですね。
写真は4匹が蛹室を造っているペットボトルです。底が10cm X 8.5cmの狭いペットボトルの中で、四隅に造っています。
それと、角が曲がったオスが3匹と怪我したオスが1匹みつかりましたが、これは我が家の、来年用の繁殖用として残すことにします。残すオスは見栄えが悪いのですが、メスは顔立ちの綺麗な別嬪さんを4匹残しますよ。
もう一つ、ペットボトルから蛹を掘り出していたら、角とは言い難い、しかし角のようなものが付いたオスかメスか判らないのが1匹出てきました。多分、オスとは思いますが、これも我が家へ残すことにします。(子象の鼻のような角です。)
上の写真は、岩国市の科学センターへの旅支度を終えたご一行様です。
2009年6月19日 蛹を寄付してきました
上の14日の写真で、旅支度を終えたご一行様を岩国市の科学センターへ寄付してきました。
通常に飼育していたのでは見ることが出来ない、ペットボトルの中に造られた蛹室の中の蛹。タイミングがよければ羽化の瞬間を見ることが出来る人工蛹室の中の蛹。
子供さんたちが喜ばれることと思います。
2009年6月25日 メスが1匹羽化していました
我が家に残ったメスの第1号がトイレットペーパーを使った人工蛹室の中で羽化していました。
昨日の午後は蛹でしたから、、その後に羽化したのですね。
マットについて
今日以降の日記の写真に出てきます人工蛹室を置いたマットや、羽化した成虫が潜り込むためのマットは白っぽいと思いますが、このマットは成虫用として、木を粉砕した安物のマット、すなわち、メーカーが「幼虫には向かない」と白状したマットです。(一時的なマットですから、安物を使っています。)
我が家へ残す蛹が全て羽化したら、幼虫用の餌として使用するマット(日記の写真で、黒っぽいマット)を使って産卵床を作ります。