クロアゲハの飼育(2):ナガサキアゲハらしくない幼虫を発見。
飼育していたらクロアゲハの幼虫と判明。
前蛹前の背中へ掛ける糸作り、背中への糸掛けの動画、写真をご覧下さい。
[背番号2009-177]・・・可愛い顔の人面4齢幼虫・・・鼻の孔が4つあります。
[背番号2009-*]の表示は2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2009年7月27日 ナガサキアゲハではない、黒いアゲハが産卵 [背番号2009-157][背番号2009-158][背番号2009-159][背番号2009-160][背番号2009-161]
今年は庭の橙の木でナガサキアゲハの当たり年ですが、後翅に尾状突起が付いた黒いアゲハが産卵に来ました。橙の木だけでなく、デコポンの木にも産卵。
ポケット図鑑で調べましたが、モンキアゲハのようでもあり、そうでもなさそうです。
とりあえず、産卵したと思われる辺りの卵を採取しておきました。が・・・卵の大きさがナガサキアゲハ並に大きいです。採取した卵は、ナガサキアゲハの卵のような気がします。デコポンの木には、小さめの卵が沢山残っていますので、孵化してから、ナミアゲハでない幼虫を採取することにします。
尾状突起が付いた黒いアゲハが産卵 (2009/07/27)
上の動画は13時41分に撮ったものですが、左の写真は14時57分に撮ったものです。写真のオニユリの場所は、橙の木から約5m、デコポンの木から約2mです。
動画を撮ってから1時間ほど後ですが、見れば見るほど後翅の模様は同じに見えます。
2009年7月31日 7月27日に産卵の卵5個が孵化 [背番号2009-157][背番号2009-158][背番号2009-159][背番号2009-160][背番号2009-161]
今朝4時に卵の入れてあるケースを見たら、卵5個のうち3個が孵化していました。
3個とも孵化したばかりで、幼虫の傍には卵の殻が置いてありました。
幼虫の姿は、ナガサキアゲハではないように見えますし、ナガサキアゲハのようにも見えます。
夜が明けて明るい屋外で再確認してみます。
4時30分に見たら、1匹の幼虫がケースの内壁を歩いていました。
明るくなったら橙の葉を入れてやらなければなりません。
5時30分に見たら、4匹目が孵化していて、3匹の幼虫がケースの内壁を歩いていました。
8時に見たら、5匹目も孵化していました。
背中の色を見たら、5匹ともナガサキアゲハではないような気がしますが、モンキアゲハ、クロアゲハにとりつかれているからかもしれません。
[背番号2009-157][背番号2009-158][背番号2009-159][背番号2009-160][背番号2009-161]の正式番号で登録して、特別室へ入れました。もちろん、橙の葉も入れましたよ。
これらの写真は明るい屋外で撮ったものですが、頭と尻尾の棘の状態を見ると、ナガサキアゲハのようですね。
2009年7月31日(2) 7月27日に産卵の卵が孵化・・・[背番号2009-162]
[背番号2009-162]
ナガサキアゲハのようでもあり、ナガサキアゲハではないようでもあり。
頭と尻尾の棘はナカサキアゲハと同じように派手ですが、体が茶色っぽいですね。
先日から、ナガサキアゲハでない黒いアゲハの産卵を見て以来、判定の自信がなくなりました。
2009年8月2日 ナガサキアゲハらしくない幼虫を発見・・・[背番号2009-169]
7月29日に産卵した卵を採取した近くの橙の葉で、7月31日くらいに孵化したと思われる幼虫を発見しました。幼虫が居た葉には卵は無かったので、他の葉で孵化して、卵の殻を食べた後、歩いて来たのですね。(それにしても孵化したばかりの幼虫の歩き回りには驚かされます。ケースの中で歩き回り、橙の葉に戻ってこれるかなあと心配するのですが、ちゃんと戻ってきて、橙の葉を食べて、小さな糞を撒き散らしていますね。)
この幼虫もナガサキアゲハのような派手な棘ではなく、少し地味であり、体も茶色っぽいです。
[背番号2009-169]として、特別個室へ入れました。
2009年8月2日(2) ナガサキアゲハらしくない幼虫を発見・・・[背番号2009-170]
この幼虫もナガサキアゲハのような派手な棘ではなく、少し地味であり、体も茶色っぽいです。
なんとなく、 [背番号2009-169]に似ているような気がします。
[背番号2009-170]として、特別個室へ入れました。