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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ルリタテハの飼育(10) ホトトギスの葉とユリの葉で卵を発見

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ルリタテハの飼育(10) ホトトギスの葉とユリの葉で卵を発見

昆虫館の館長
昆虫館の館長

ルリタテハの飼育(10):ホトトギスの葉とユリの葉で、ルリタテハの卵を発見しましたが、孵化してくれません。ホトトギスの葉の裏で幼虫を見つけましたが死んでいました。


[背番号2009-*]の表示は2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2009年4月6日 ルリタテハの成虫が庭へやって来ました

今日は朝から天気が良く、ツマグロヒョウモンは鉢の縁で日向ぼっこをしていました。
日向ぼっこの写真を撮った後のことですが、なにやら蝶のようなものが、ツマグロヒョウモンの越冬ネットの傍に降り立ちました。青いような色がチラッと見えましたので、もしや?と思ってよくみたら、赤錆の鉄板のような模様。ルリタテハです。
まだ、産卵して、幼虫を経て羽化するには日数が足らないでしょうから、越冬した成虫がやってきたのですね。
我が家では、ホトトギスは全く芽を出していませんし、ユリは芽が出たばっかりです。ユリの花が咲き終わった頃でないと食料はありません。
ちょうどカメラを持っていたので、写真を撮ろうと思ってスイッチを入れたと思ったら、飛び去ってしまいました。卵や幼虫に会えるのは何時でしょうか。

2009年4月20日 ホトトギスが大きくなっています

今年もホトトギスが芽を出して、日増しに大きくなってきています。
僅かではありますが、食草の準備は整いつつあります。
後は、産卵、孵化、幼虫待ちですね。
P20090415-P1090955-2

2009年8月16日 ルリタテハが庭へ来ました

カブトムシの成虫が居る間は、毎日午後に餌補給をしています。
今日は、庭の水道の蛇口の所で餌皿の掃除をして餌の入れ替え。餌を運ぼうとして立ち上がったら、傍のホトトギスからルリタテハが飛び立ちました。
産卵に来てくれたのなら有難いのですが・・・卵の有無は、明日確認します。
今年もユリの咲き終わった残骸は家の裏に並べて、殺虫剤も掛け終わって、いつ産卵に来ても良いように支度がしてありますが、ユリの葉には齧り痕が見当たりません。
もう少し待てば、卵や幼虫が見つかるのでしょうね?

2009年8月27日 ルリタテハの卵を発見しました!

ルリタテハの卵を発見しました!
今年初めてお目に掛かった卵で、パープルカサブランカの残骸に産み付けていました。
2つ並んでいて、1つは既に殻です。しかし、幼虫はみつかりません。
昨年は7月8日に幼虫を発見していますので、今年は約2ケ月近くの遅れです。
今日は近くのホームセンターで、ユズの苗木が半値の490円になっていたので買ってきて、鉢に植えていたらユリの残骸にルリタテハが飛んできました。
明日は、ユリの残骸とホトトギスで、卵探しをしてみます。
P20090827-P1000936-2

2009年9月2日 ルリタテハがユリの残骸に来ましたが・・・

今日はカブトムシの幼虫の掘り出しをしましたが、その真っ最中に、ルリタテハがユリの残骸に来ているのを見かけました。カブトムシの幼虫の掘り出しが終わった後、ユリの残骸の葉を徹底的に調べましたが産卵した卵は見つかりませんでした。
なお、8月27日、28日に見つけた卵は全てダメなようです。

2009年9月4日 幼虫発見・・・しかし・・・

裏に置いてあるユリの残骸にルリタテハが来ると言うことは、ホトトギスにも来て産卵していてもよい筈だと思って、ホトトギスの葉を徹底的に調べました。
卵は一つも無し。しかし、大きな齧り痕がある葉がありますので裏を見ました。
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幼虫です! ルリタテハの幼虫が1匹!
しかし、残念ながら死んでいます。が・・・死んでから何日も経っていませんよ。
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その近くの葉の裏ですが、丸々と肥ったクモが1匹。
これがクサグモと呼ばれるものではないかと思います(?)が、このクモは幼虫を襲うのでしょうか?
P20090904-P1010718-2

2009年9月7日 ルリタテハがホトトギスに来ましたが・・・

今日の午後はホトトギスへルリタテハが来ました。
しかし、何でも追っかけまわすツマグロヒョウモンの♂2頭に付き纏われて、早々に逃げてしまいました。

2009年9月23日 今年のルリタテハは諦めました

異常気象の今年の夏も終わり、彼岸花が咲きました。
今年は、ホトトギスとユリの残骸にルリタテハが来ていたのは何度か目撃しましたが、生きた幼虫の確認には至りませんでした。
一昨日はユリの球根の堀り上げたために、ユリの残骸は無くなりました。ホトトギスは残っていますが、今から産卵では遅すぎますよね。
今年のルリタテハは諦めることにして、2009年の日記は終了します。


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