2008年7月2日 羽化不全
今朝は最初に昨日の♂(オス)の様子です。
蛹室の中を見たら、羽根は広がっておらず、茶色のまま。内側の羽衣のような羽根は外に出たまま。蛹室の中では苦しそうに身体を動かし続けていました。
蛹室から出してみましたが、足は片側をなんとか動かしているだけ。
羽根も固まりかけているのでこれ以上はどうにもならないし、回復の見込みはないと判定をくだして、土に戻してやりました。
次は大部屋の皆さんのご挨拶です。
既に起きて着替えの済んだ者、着替えたばかりの者。
なかには寝ぼけた者もいますよ。
「チョッとだけよ~~ あんたも好きねえ~~」
ドリフターズの加藤茶の迷演技。テレビの前で笑い転げたのは30年くらい前になるのでしょうか?
大雨でしたが、一生懸命脱いでいるを軒下で眺めていました。
(左端と右端の写真は4分間の差ですが、脱ぐのは速いですよ。)
国民が、居酒屋タクシーでBack Payをせしめるタクシーチケットを使用させてくれないので、本日の出生届の受付けも終わったことであるので早目に帰ろうと、蛹の居候部屋を確認したら、白い産着の♂(オス)と♀(メス)が1匹ずつ。
出生届の受付処理をしていたら終電に間に合わなくなるので仕事は明日にまわすことにして、カメラを準備して、白い産着姿を動画で撮影しておきました。(この2匹は明日登録します。)
手作り人工蛹室でカブトムシの羽化(1) 2008/07/02
2008年7月3日
今日は、♂(オス)が6匹、♀(メス)が1匹羽化しました。
蛹の館の中に、羽化はしたけれど、羽根が広がっていないと思われる♂(オス)が1匹います。
今日の羽化の数には入れていません。詳しいことは明日お知らせします。
なお、今日から、近所の子供たちの所へ養子養女で出て行っています。
2008年7月4日 白いカブトムシ
今朝は超々肥満児のためトイレットペーパーの芯には入りきれなかった♂(オス)が羽化しました。
朝の巡視の時に、前足を特大ダンボール人工蛹室の縁に前足を掛けて、身体を前後に傾けたり、上下にしたり・・・まだ白い羽根が傷付かなければよいがと思いながら、動画を撮っておきました。
角は少し曲がっていますが、ご愛嬌です。
時々、蛹の部屋の様子を見ていましたら、またまた羽化してまもない♂(オス)が居ました。
超々肥満児の隣に並べておきました。
昨日お知らせしました羽根が広がっていないと思われる♂(オス)ですが、触っても全く反応がなく、死んでいました。
直ちに葬儀社へ連絡して、埋葬しました。
(惨めな姿ですが、飼育していると、こんなこともありますから驚かないで下さいよ。と言うことで、敢えて写真を載せました。)
今日の羽化は、羽化失敗の♂(オス)も含めて、♂(オス)が6匹、♀(メス)が1匹でした。
写真は夕方撮りましたが、1匹、人工蛹室から出ていました。
手作り人工蛹室でカブトムシの羽化・白い翅(2) 2008/07/04
手作り人工蛹室でカブトムシの羽化・白い翅(3) 2008/07/04
2008年7月4日(2) 羽化してから後食までの日数は?
羽化してから何日したら餌を食べ始めるか?
羽化してから後食(餌を食べ始める)まで、何日間くらい掛かるのか調べて見ることにしました。
通常は蛹室の中で羽化して、後食の時期になったら蛹室を壊して這い出してくるのですが、岩国市田舎村昆虫館では、7月2日と3日に羽化した9匹の♂(オス)を人工蛹室に入ったまま別ケースに入れて、人口蛹室から這い出して餌を食べ始めるまでの日数を調べます。
調査に協力してくれるのは写真に写っている人工蛹室の中の9匹です。
(人工蛹室が乱れていますが、昨晩、他の♂(オス)が掻き混ぜたものです。)
なお、日数の調査表は次ページに掲載することにします。
今日の午後の気温は、部屋の中で34℃。2つの温度計が34℃ですから間違いありません。
カブトムシも暑いだろうから衣装ケースの蓋を網戸に交換しようと思って覗いて見たら・・・・調査失敗!です。
写真の上の段、右から3つには残っています。
その他は蛻(もぬけ)の殻です。
人工蛹室の中の9匹中6匹が、人工蛹室から逃げ出して蛻(もぬけ)の殻。マットから蛹の時の皮が付いたままの角が見えています。短い角を掴んで持ち上げて見たら、足にも皮が付いたままのものも・・・
今さら人工蛹室の中に戻そうとしても抵抗して入りませんので、そのままマットの中に潜っていてもらうことにしました。
たぶん、どれか1匹が人工蛹室から這い出して、他の成虫の上を歩いて騒ぎが始まり、騒ぎが拡大して大騒乱状態になったのでしょうね。
残った人工蛹室の中の3匹はこのまま置いておきますが、他の成虫が騒いで人工蛹室から飛び出てくることと思います。
羽化してから何日したら餌を食べ始めるか?・・・たぶん調査は無理と思われますので、本などに書いてあるように、約1週間~2週間としておきます。
2008年7月4日(3) カブトムシ王国の国勢調査
♂(オス)31匹、♀(メス)26匹、合計57匹の羽化が始まってから1週間が過ぎました。
今日の夕方調べたら、♂(オス)が1匹、♀(メス)が7匹ほど人工蛹室で羽化を待っています。
今日はKABUTO村役場の職員が間違いなくコンピューターへの入力を行っているかどうかを調べてみることにしました。
出生届 受付年月日 |
出生届 | 養子養女縁組届 (成虫) |
埋葬許可書 | KABUTO村の 人口 |
養子養女縁組届 (蛹) |
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♂ オス |
♀ メス |
♂ オス |
♀ メス |
♂ オス |
♀ メス |
♂ オス |
♀ メス |
♂ オス |
♀ メス |
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A | B | C | D | E | F | G | H | J | K | |
7月4日 | 29 | 18 | 6 | 6 | 2 | 0 | 21 | 12 | 1 | 1 |
人口の計算式 ♂(オス) G = A-C-E ♀(メス) H = B-D-F
羽化待ちの計算式 ♂(オス) = 31-A-J ♀(メス) = 26-B-K
パソコンで計算した後、念のために100円ショップの電卓で確認しましたが間違いありませんでした。
オマケ
このページの最初(一番上の写真)にご紹介しました、溺れかけていて救助したアトラスオオカブトムシの今日(7月4日)の姿をお目に掛けます。
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