記事内に広告が含まれています。
岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ルリタテハの観察(20) 王冠のような形の卵

ルリタテハの観察(20) 王冠のような形の卵

田舎村昆虫館館長
田舎村昆虫館館長
幼虫飼育は2014年で卒業し、2015年からは、見ただけ観察をすることにして、これはと思った時には写真を撮り、写真による観察日記として続けています。

2015年7月17日 幼虫が5匹住み着いていました

今年は早目にユリの残骸が枯れてしまったので、我が家のルリタテハの食草はホトトギスだけ。
このホトトギスも僅かしかなく、ルリタテハが見つけ出して産卵してくれるかなと心配していたのですが、本日現在、5匹が住み着いているのが確認出来ました。
P20150717-P1120334
P20150717-P1120336
P20150717-P1120337
P20150717-P1120338

この5匹は、ホトトギスの葉の上で、自己責任で生き抜いてもらいます。

それにしても、僅かな食草を探し当ててくるものですねえ。

2015年9月14日 王冠のような形のルリタテハの卵

幼虫を確認してから2ケ月弱が経過。
ホトトギスの葉も増えてきました。
葉の表面を見たら、数多くのルリタテハの卵。
何個くらいが孵化するのでしょうか?
P20150914-P1130041

上の写真の卵の部分を切り取って、拡大してみました。
王冠のような形の卵です。
P20150914-P1130041-2

2015年9月27日 幼虫を2匹発見

ホトトギスの葉の裏側で、幼虫を2匹発見しました。
P20150927-P1130066

少し遅れて孵化した幼虫です。
P20150927-P1130064

2015年10月3日 幼虫は1匹になっていました

ホトトギスに居座っている幼虫は1匹だけになっていました。
P20151003-P1130069

2015年10月4日 ホトトギスの葉が少なくなりました

ホトトギスの葉が少なくなりました。
某北朝鮮のような飢饉に陥らないように、節約して食べています。
P20151004-P1130072

2015年10月8日 まだ頑張っています

ホトトギスの花が咲いています。
P20151008-P1000156

ルリタテハの幼虫は、葉が殆どない茎で1匹だけが頑張っています。
P20151008-P1000154
P20151008-P1000155

2015年10月10日 居なくなりました

ホトトギスの様子を見たら、ルリタテハの幼虫は見当たりません。
蛹化する場所を見つけて、垂れ下がっていることと思います。

お知らせ

このページの前後のページもご覧下さい。

ルリタテハの飼育(19) 落下した蛹を、木工ボンドと糸を使って吊るしました
2014年10月9日 を吊り下げました 夕方見たら、尻尾の先端と糸のボンドが乾いていたので、割り箸を使った羽化の補助具に吊り下げました。 2014年10月15日 が羽化しました 朝見たら、蛹の色は真っ黒け。 今日は羽化しそうですが、今朝から...
ルリタテハの観察(21) 僅かなホトトギスに幼虫が住み着いています
田舎村昆虫館館長 幼虫飼育は2014年で卒業し、2015年からは、見ただけ観察をすることにして、これはと思った時には写真を撮り、写真による観察日記として続けています。 温暖化で異常気象になっていますが、2016年は、ユリの花の成績が悪く、早...