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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ルリタテハの飼育(19) 落下した蛹を、木工ボンドと糸を使って吊るしました

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ルリタテハの飼育(19) 落下した蛹を、木工ボンドと糸を使って吊るしました

2014年10月9日 [背番号ruri-02]を吊り下げました

夕方見たら、尻尾の先端と糸のボンドが乾いていたので、割り箸を使った羽化の補助具に吊り下げました。
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2014年10月15日 [背番号ruri-02]が羽化しました

朝見たら、蛹の色は真っ黒け。
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今日は羽化しそうですが、今朝から冷え込んでいますので、羽化は昼前だろうと予想して、[背番号ruri-02]を横目でにらみながら、庭のフジバカマに来てくれるアサギマダラに集中していました。
時々は[背番号ruri-02]を見ていたのですが、5分ばかり油断した11時45分、[背番号ruri-02]を見たら羽化していました。
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この[背番号ruri-02]が今年のルリタテハの最後になりますので、翅を開かせようと思って、翅を触ったり、触覚を触ったりしましたが全く反応なし。
羽化して時間が経っていないので、翅が固まるのを待っていたのでしょう。

2014年10月15日 今年のルリタテハの日記は終わりました

今年のルリタテハの日記は無理かなと思ったのですが、ユリの残骸と、ホトトギスに1匹ずつの幼虫が見つかり、なんとか羽化に漕ぎつけました。
本日現在、ユリは球根を掘り上げたため残骸は残っていません。
僅かしかないホトトギスの葉を、裏表共に目を皿のようにして点検しましたが幼虫の姿はありません。
今年のルリタテハの日記は、本日でもって終了とします。

お知らせ

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田舎村昆虫館館長 幼虫飼育は2014年で卒業し、2015年からは、見ただけ観察をすることにして、これはと思った時には写真を撮り、写真による観察日記として続けています。 2015年7月17日 幼虫が5匹住み着いていました 今年は早目にユリの残...