田舎村昆虫館館長
幼虫飼育は2014年で卒業し、2015年からは、見ただけ観察をすることにして、これはと思った時には写真を撮り、写真による観察日記として続けています。
温暖化で異常気象になっていますが、2016年は、ユリの花の成績が悪く、早目に咲き終わってしまい、ルリタテハの幼虫の食草であるユリの残骸も早々に枯れてしまいました。
2016年はルリタテハの幼虫にはお目に掛かることは出来ないのかと諦めていましたが、9月になってから、庭の片隅で、絶える寸前のような僅かなホトトギスの葉で幼虫を発見しました。
ユリの残骸が残っておれば幼虫をケースに取り込んで保護してもよいのですが、食草の当てがないため、僅かなホトトギスで頑張っている幼虫の姿を写真で紹介します。
2016年9月8日 ホトトギスで幼虫と卵を発見
2016年9月15日 前蛹になって、垂れ下がっていました
1週間ぶりにホトトギスをチェック。
1匹が前蛹になって垂れ下がっていました。
2016年9月16日 蛹になりました
昨日の前蛹は蛹になっていました。
蛹になれば食草の心配はないので、ケースの中へ取り込みました。
2016年9月20日 物凄い食欲です
今まで、葉の表(上)側に掴まって食べているのを見たことがありませんが、安心しきっているのか?飢餓状態なのか? 無防備な状態で食事中でした。
お知らせ
このページの前後のページもご覧下さい。
ルリタテハの観察(20) 王冠のような形の卵
田舎村昆虫館館長 幼虫飼育は2014年で卒業し、2015年からは、見ただけ観察をすることにして、これはと思った時には写真を撮り、写真による観察日記として続けています。 2015年7月17日 幼虫が5匹住み着いていました 今年は早目にユリの残...
ルリタテハの観察(22) 庭のコンクリートの上を歩いていました
田舎村昆虫館館長 幼虫飼育は2014年で卒業し、2015年からは、見ただけ観察をすることにして、これはと思った時には写真を撮り、写真による観察日記として続けています。 庭の片隅に僅かしかないホトトギスにはルリタテハの幼虫が数匹。 幼虫だけで...