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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

カブトムシの飼育(35) 成虫・卵・幼虫

●このページは、前ページからの続きです

2010年9月3日 出生届・・・幼虫36匹、卵74個

まだ成虫が生きていますので少し早過ぎるかなとは思ったのですが、幼虫、卵の確認のために2つの衣装ケースを引っくり返して家宅捜査を行いました。
見つかり次第メモ用紙に数を書いていて、時々書き忘れがありますが、書いていただけで幼虫36匹卵74個です。

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住民登録基本台帳と同じ区分で幼虫と卵の数を整理しておきます。

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表を見ると、何処からともなくやってきた風来坊の成績が悪いのですが、生き残り7匹のうち、風来坊はオス3匹+メス3匹で、今日の家宅捜査の時もメスが産卵床に潜っていましたから、これから一頑張りするのだろうと思います。


今日確認した幼虫36匹卵74個を一つの衣装ケースにまとめました。
卵74個については全てが孵化するとは限らないので、次回の糞掃除の時に幼虫の数を正確に数えることと、幼虫の大きさによって衣装ケースを増やすことにします。
残っている成虫は今日現在、オス3匹メス4匹。7匹を一つの衣装ケースにまとめました。

住民登録基本台帳 幼虫  計 [参考]
メスの数
2009年産まれの我が家の先住兜のケース 25 51 110
何処からともなくやってきた風来坊のケース 11 23
36 74 17

卵、幼虫の掘り出し時の注意

この記事は、2010年9月17日の日記をコピーしています。


今の時期になって「卵、幼虫の掘り出しの要領と注意」では遅すぎますが、今朝の掘り出しの時に気付いたことを書いておきます。
今年間に合わなかった方は来年の掘り出しの時に参考にして下さい。
掘り出す時期によっては、卵も幼虫も見ることができますし、幼虫も孵化したばかりの小さなものにも出会えます。掘り出しは難しいことはありませんので、皆さんも挑戦してみて下さい。

卵、幼虫の掘り出しの要領と注意

①事前に準備するもの
・ケース・・・掘り出した卵、幼虫を入れるためのマットを入れる仮のケースです。
・マット・・・ケースには糞尿で汚れていない新しいマットを入れましょう。
掘り出した卵が乾燥しないように、霧吹きで湿らせておいて下さい。
・スプーン・・・卵や幼虫を掬い上げるのに使います。
素手では絶対に掴まないようにして下さい。
・土ふるい・・・100円ショップの「粗目」が使いやすいです。


②産卵床は固まっていますので、最初だけは産卵床とケースの間にスプーンを差し込んで、塊をブルーシートなどの上に出して下さい。
スプーンを差し込むのは産卵床の端っこです。所構わず差し込むと、幼虫を潰してしまう恐れがあります。
最初の塊はスプーンを使いましたが、次からは素手で出して下さい。


③大きな塊は小さく砕いて下さい。
塊を砕くときは、卵や幼虫が塊の割れ目に居ないか、よく見ながら行ってください。
卵や幼虫が見つかった時は、直ちにスプーンで掬って、仮のケースのマットの中に埋め込んで下さい。

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④土ふるいに入るくらいの量を砕いたら、土ふるいを通して下さい。
この時は、殆どのマットが土ふるいの目を通る程度の大きさまで塊を砕いて下さい。
小さな塊の中に、卵や孵化して間もない小さな幼虫がいることが多いです
もちろん、塊を砕くのは素手ですよ。


⑤土ふるいの下には、大きな鉢の受け皿などを置いて、土ふるいの目を通過した卵や幼虫を見逃さないようにして下さい。・・・少しずつやらないと、見逃すことが多いです。


⑥土ふるいに残ったマットなどを見て、卵や幼虫がないかを確認して下さい。
白い卵は判りやすいですが、黒っぽい幼虫は見逃すことが多いですよ。


⑦掘り出した卵や幼虫は仮のケースのマットの中へ埋め込みますが、必ず上からマットで覆ってください。
掘り出しは時間が掛かりますし、思った以上に乾燥します。


⑧直射日光が当たる場所での掘り出しは、乾燥が激しいので厳禁です。

なお、卵、幼虫の掘り出しは、絶対に行わなければならないものではありません。
産卵床に置いたままにしていても幼虫は大きくなります。
しかし、卵や幼虫の観察、数の確認、幼虫の大きさの確認、糞の様子の確認、また、糞尿混じりの産卵床から新鮮なマットでの飼育など、興味深いことが多いですから、成虫(メス)が死んだ時点での掘り出しをお勧めします。

2010年9月3日~9月9日 受理済みの死亡届

2010年9月3日 年金の不正受給が発覚
風来坊の衣装ケースの底近くに、死んだメスが隠されていました。


2010年9月3日 メスが1匹行方不明・・・北朝鮮の拉致か???
幼虫、卵の家宅捜査の結果、オスが3匹、メスが4匹で、メスが1匹足りないことが判明。
死亡届の出し忘れか、処理忘れか?
それとも拉致されたのかは判りませんが台帳を修正しておきました。
台帳には自信があったのですが、お役所仕事が感染してしたのですね。


2010年9月5日 メスが2匹死亡
2010年9月8日 オスが2匹死亡
2010年9月9日 メスが1匹死亡

住民登録基本台帳 オス メス  計
2009年産まれの我が家の先住兜 31
何処からともなくやってきた風来坊
14 17
死亡 -10 -16 -29
養子 -3
-13 -16
2010年9月9日現在の住民登録兜数

2010年9月3日(2) 卵を3個、タッパーへ取り込みました

今日掘り出した卵3個を、昨年と同じようにタッパーに入れました。
タッパーはアゲハの卵や小さな幼虫を入れているもので、105mm X 65mm X 深さ 40mm 。
マットは細目土ふるいを通したもの。
霧吹きで卵を置いた上から水をかけておきました。

2010年9月6日 孵化していました

朝9時30分に確認した時には卵が3個ありました。

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12時40分に見たら、孵化したばかりの幼虫がいました。
まだ卵の殻がくっ付いていて、茶色の頭、真っ白な体。小さな足を動かしていました。

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タッパーに入れた卵は3個でしたが、卵が1個足りません。
1個は既に孵化してしまったのでしょうか?

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15時にタッパーの蓋を開けて確認しましたが、マットの表面に出たまま。
自分でマットの中に潜るはずですが、タッパーの蓋を何度も開け閉めするので、乾燥して干乾びては申し訳ないので、マットに穴を掘って入れて、上からマットを掛けておきました。

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2010年9月7日 2匹目の孵化を確認しました

午後ですが、残っていた1個の卵の孵化を確認しました。
タッパーの蓋を開けたら、小さな幼虫が足を動かしていました。

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一旦マットの中に埋め込みましたが掘り出して、大きさが判るようにモノサシの上に乗せて写真を撮りました。

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9月3日に3個の卵をタッパーに入れましたが、孵化を確認したのは2個。
1個は既に孵化済みだったのかもしれません。
そのうちタッパーを引っくり返して幼虫の生育状況を確認しますので、その時に2匹か3匹かが判ります。

2010年9月13日 タッパーの中の幼虫です

タッパーの蓋を開けたら、1匹の幼虫がマットの表面へ出ていました。

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2010年9月15日 元気な後期高齢者の夫婦

9月9日現在の住民登録基本台帳によると、オスとメスが1匹ずつ残っていることになっていますが、今日は2匹の姿を確認することが出来ました。

2匹とも足の力は強いですから、元気そのものです。
それにしても今年は長生きですね。
餌(ゼリー)に含まれているトレハロースの効果が抜群なようです。
長生きしたい貴方、トレハロース入りのゼリーを試してみませんか?

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2010年9月16日 オスがご昇天、残っているのはメスが1匹

昨日は元気だったのですが、トレハロースの効き目が切れ、オスが死んでしまいました。
残っているのはメスが1匹だけになりました。

2010年9月17日 メスもお迎えがきました

最後まで残ったメスもご昇天。
今年のカブトムシは長生きでした。

お知らせ

今年のカブトムシの成虫のシーズンは終わりました。
しかし、今からがカブトムシの飼育の本格的なシーズンです。
カブトムシは卵や幼虫から育ててこそ可愛いものですよ。


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