
ルリタテハの飼育(3):最初の前蛹が蛹化。蛹になりました。ルリタテハの蛹を見るのは初めて。ツマグロヒョウモンの蛹と同じく、尻尾を引っ掛けて垂れ下がる垂蛹です。
怪獣ルリゴン現る!
セイウチのようでありセイウチではない。
頭にはイガイガの角。鼻からは鼻毛。顎には顎鬚。
2007年9月16日
昨日の前蛹No.R-2が、今朝までに蛹になっていました。
脱いだばかりのイガイガ付きの服を足元に残しています。
残った3匹。1匹が夕方まで歩き回っていました。
夕方、残りの3匹のうち1匹が前蛹No.R-3になっていました。赤い網を取り外したら、例によって頭を持ち上げて丸くなりましたが、なにしろ強雨のため庭へ出ることが出来ず、なんとか撮るだけ撮りました。
2007年9月17日
No.R-3
網を外す時も驚かなくなりました。今朝は蛹化ですね。
No.R-4
網を外す時に背中を丸めました。
No.R-5
色気より食い気。 百合の葉を噛む音が聞こえてきます。
今朝は時々雨がパラついていますが、No.R-3の蛹化を見る絶好のチャンスの到来です。
百合の鉢を軒下へ入れたら、カメラは軒の外。
雨がパラパラする時は、カメラにはタオルで頬かむりをさせたり、麦藁帽子を被せたり・・・・
私は濡れないように家の中に座って蛹化を待ちました。
2007年9月17日(その2) 蛹化編
2007年紅白歌合戦。
小林幸子に負けない派手派手な衣装!
前蛹No.R-3を眺めていたら、時々頭の辺りがかすかにヒクヒク。(ピクピクほど激しくはありませんでした。)続いて、L字型にもたげていた頭の力が突然無くなったように、頭が下へダラリ。
蛹化が始まりました。
少しずつ少しずつイガイガの付いた皮が尻のほうへ持ち上がっていき、最後に身体を前後に振ってイガグリのような皮を地面に落としました。
念願かなってルリタテハの蛹化(No.R-3)の一部始終を写真に撮りましたので、一部だけですが、皆さんへご披露します。
