ルリタテハの飼育(7) ワッフルのような肌にサボテンのような派手な棘

ルリタテハの飼育(7):ルリタテハの幼虫が食べる量を、ユリの葉で試してみました。終齢幼虫は、大き目のユリの葉を1日に1~1.5枚食べます。

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ワッフルのようなサボテンのような派手な


昨年(2007年)に引き続いて、今年もルリタテハの幼虫と遊んでいます。
ルリタテハだけでなく、ナミアゲハ、キアゲハ、ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハ、カブトムシの幼虫の飼育日記もありますのでご覧下さい。

[背番号2008-*]の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

お知らせ・・・日付の前の印について・・・VIP Roomの5匹の幼虫

8月24日からルリタテハの産卵に気付き、8月29日から孵化した幼虫が湧き出てきましたが、これから何日間かは孵化が続くと思います。
現在、5匹の幼虫を入れた容器(VIP Room = 観察用)と、何匹かは判らないが手当たり次第に入れた容器(クモなどの被害防止用)の2つがあります。
VIP Roomの5匹の幼虫については、1日くらいの前後があるのも混在しているかも知れませんが、8月24日産卵8月29日孵化として、今後の日記は、この5匹を中心に書くことにし、この5匹に関係する日記の日付の前に★[VIP Room]印を付けることにしました。(このページから始めます。)
印の付いた所を辿れば、産卵からの羽化までの様子が判る(?)と思います。(判るようにしたいと思います。)

★[VIP Room]2008年9月8日 引越し大作戦・・・その1

最初は[VIP Room]の5匹の引越しです。
引越し作業前に、[ルリタテハの引越しの注意点]の確認です。
幼虫は葉の裏側に尻と足でくっ付いています。小さな幼虫を無理矢理剥がすと尻から糸を引きますので、小さい時は、尻は糸を使ってくっ付けているような気がします。
ルリタテハの尻はアゲハの幼虫の尻とは少し異なっているのでしょうか?無理矢理離すと、くっ付きにくくなることが多いようです。
従って、引越しする場合は、自分自身で歩いて、古い葉から新しい葉へ移動してもらう方法で行わなければ、後で見たら地面に落ちていることが多いです。
今日の引越しは幼虫に頑張ってもらいましたので写真をご覧下さい。


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ケースの中のユリの葉に掴まっている幼虫を葉のまま取り出して、葉にくっ付いたまま運びます。
健康状態を見ながら運びましたが、孵化して以来過保護すぎたのか?急にカンカン照りの所へ持ち出したらか?棘が萎れたようになったのが1匹。(棘は引越し前から曲がっていたのかもしれません。)


引越し先の近くまで運んだら幼虫がくっ付いている葉の周りを小さく切り取ります。
幼虫がくっ付いた葉をセロテープで新しい葉へ貼り付けます。
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新しい葉への貼り付ける場所は葉の表側がよいですよ。
幼虫は葉の裏側に住み着きますが、表側で乗り移り、無事に裏側に回れたら引越し終了です。
乗り移るまで、暫くこのままで待ってください。
但し、スズメバチなどが見かけられる所では、被害に遭わないように見張っていてください。(但し、人間が見張っていてもスズメバチは襲ってきます。)
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元気のよい幼虫は見ている間に乗り移ります。
乗り移ったと思ったら新しいユリの葉を齧り始めた幼虫もいましたし、葉の裏側で涼んでいた幼虫、イナバウアの真似事をしていた幼虫もいましたよ。


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全ての幼虫が葉の裏側へ回ってから、蜂の被害防止用のネットを被せて[VIP Room]の5匹の引越し作業を完了しました。

2008年9月8日(2) 引越し大作戦・・・その2

続いて30数匹が居座っているエコノミークラスの大衆部屋の引越しです。
何しろ大人数ですからユリ1本に10匹ずつ引っ越してもらうことにし、今日は第一弾として最初の10匹に引っ越してもらいました。引越しの要領は[VIP Room]の引越しと同じです。
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10匹は体の大きい順に選び、別のケースにユリの葉とともに入れて、出来るだけ多くの幼虫を掴まらせて一気に運びました。
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全ての幼虫が葉の裏側へ回ってから、蜂の被害防止用のネットを被せました。右側の色が抜けた白いネットです。

2008年9月8日(3) 今日も産卵

引越しが終わって一休みしていたらルリタテハが産卵に来訪しました。


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まず最初はホトトギスへ産卵。
このホトトギスとユリの咲き終わった残骸の鉢の場所は5mくらいしか離れていませんが、必ず最初はホトトギスへ行きます。ホトトギスは陰に隠れていますが、ルリタテハにとっては強烈な匂いを発散しているのでしょうね。


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ホトトギスへ産卵した後は、幼虫の引越しが終わってネットが被せられたユリへ来ました。何故か、赤い方のネットへ3~4回掴まりました。ネットの中のユリに産卵したかったのだろうと思います。ネットには卵が付着しているかもしれませんが、探す余裕はありませんでした。


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ネットが被せてある葉は諦めて、ネットから出ている下の方の葉へ産卵しました。今まで見た範囲では、ホトトギスもユリも、上の方に多く産卵してあり、下の方は少なかったです。しかし、上の方はネットが被せてありますのでどうしようもありませんよね。


このネットに腹を立てたのかどうかは判りませんが、産卵で飛び回っている途中、私の周りを飛び回り、頭に止まりました。しかし、掴みどころが無く、ツルッと滑ったようです。
引越し大作戦でユリの葉を切ったり、セロテープで貼り付けたりしましたので、私の身体にユリの葉の匂いが残っていたのかもしれません。頭のテッペンに卵が付いていなければよいのですが・・

2008年9月8日(4) 脱皮したばかりの幼虫

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棘が黄色。頭が黄色。
脱皮した棘を残して・・・
黒い頭を捨てた汚れの無い姿は、利権と裏金づくりにしか励めない政治家の先生方に見て頂きたいものです。

2008年9月9日 引越し大作戦・・・その3

昨日に引き続いて今日も引越しです。
エコノミークラスの大衆部屋の第2回目、10匹の引越しです。
引越しの要領は昨日と同じですから、詳しいことは昨日の日記をご覧願います。
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25匹の引越しが完了しました。

2008年9月9日(2) 引越し大作戦・・・その4

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エコノミークラスの大衆部屋の第3回目、10匹の引越しも無事に完了しました。
葉が沢山残っているユリの残骸はこの4本で終わり。この4本に35匹が潜んでいます。
ケースの中には何匹か残っていますが、あまりにも小さいため暫くケースの中で遊んでもらうことにします。

2008年9月10日 不思議な幼虫[背番号2008-63]登場・・・引越しのミス?

9月8日、9日の2日間にわたる引越し大作戦は何事も無く終わったと思ったのですが、奇怪な事件が発生しました。[VIP Room]の5匹は孵化した順に健康優良児を集めたのですが、昨日の引越しでエコノミークラス大衆部屋を見たら、[VIP Room]の5匹より大きい幼虫が立退きに反対して居座っているではありませんか。最初の[VIP Room]の引越しの時に取り違えたのでしょうね。
いまさら引越し先のネットを外して、1匹ずつ順に入れ替えるのは至難の業。
この一番大きい幼虫は、空家になった[VIP Room]で蛹になるまで過ごしてもらうことにしました。
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背番号は[背番号2008-63]にしました。
入居前に身長を測りましたが、35mmでした。
この[背番号2008-63]は、8月24日に産卵、8月29日に孵化したうちの1匹には間違いないと思います。

2008年9月10日(2) 孵化しない卵、孵化した後の卵の殻

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ホトトギスの葉ですが、この葉には孵化しない卵が5個、孵化した後の卵の殻が2個、孵化した幼虫が齧ってできた孔が1つあります。
これらの卵は8月末から9月初めに産み付けられたものですが、他の葉にも孵化しない卵が沢山残っています。孵化できずに地面に落ちていく卵も多いんでしょうね。

この記事はページ分割されていますので、続きは下記のページをご覧下さい。
ルリタテハの飼育(7) ワッフルのような肌にサボテンのような派手な棘
ルリタテハの飼育(7):ルリタテハの幼虫が食べる量を、ユリの葉で試してみました。終齢幼虫は、大き目のユリの葉を1日に1~1.5枚食べ...
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