2008年9月12日~14日 食料(餌)の調査・・・[背番号2008-64]

2008年9月11日から開始した食事の量(食べる量)の調査をご覧下さい。
これだけの食欲では、ユリ(カサブランカ)の残骸は4~5日のうちに食べ尽くされ飢饉に陥り、餓死することは必至です。
少しでも延命を図るために、テッポウユリ、スカシユリなどの葉も食べてくれないかテストしてみることにしました。
餓死を覚悟で調査に協力してくれるテストパイロットは[背番号2008-64]です。
我が家の幼虫は、重度の「贅沢病」であることが証明されました。美味しいものだけをたらふく食べて、メタボリック症候群にならなければ良いのですが・・・
2008年9月13日 物凄い食欲
9月8日にユリの残骸に引越しさせた5匹と10匹のグループのネットの中を見たら、葉が少なくなって、茶色になった終齢幼虫が顔を覗かせて葉を齧っています。
ルリタテハの幼虫は躾が良いのか?飼い主が怖いからか?茎の上の方に付いた葉から食べていきます。ネットの中の上の方の葉が無くなっているので、ネットの口を開いて、下に溜まった糞を出して、ネットを取り外して葉の無くなった茎を切り取りました。
写真の赤いネットの手前のユリをご覧下さい。上の方は葉が無くなっているのがなんとか見えると思います。全く葉が無くなったのは、5匹のグループは7枚(左側の写真)。10匹のグループは16枚(右側の写真)。完全に食べきった葉だけの枚数ですから、9月8日から、これ以上食べているんですよ。
葉が無くなった茎を切り取ったら、背が低くなりました。
2008年9月13日(2) シャリシャリ? ガリガリ? バリバリ?
ユリのネットを外す前ですが、幼虫の様子を見ようと顔を近づけたら、「シャリシャリ? ガリガリ? バリバリ?」・・・何か異様な音が聞こえてきました。
何の音だろうかとネットへ耳を近づけたら「シャリシャリ」に近い音。
この音は幼虫がユリの葉を齧っている音ですよ。1匹だけなら音も小さいでしょうが、5匹の大コーラス。音ですから、皆さんへお見せできないのが残念です。
ところで、テストのために密閉ケースに入ってもらっている[背番号2008-63]と[背番号2008-64]ですが、1匹とはいえ密閉ですから、「シャリシャリ」音はケース内に響き渡り、米軍岩国基地の轟音のようになっているのではないでしょうね。私のように轟音のストレスで胃潰瘍にならなければよいのですが・・・
2008年9月13日(3) ホトトギスの葉の裏で大きくなっていました
孵化を諦めていたホトトギスですが、久しぶりに葉の裏を見たら1匹居ましたよ。モノサシを近づけても体を伸ばしてくれませんので、ホトトギスの葉の幅と比べて下さい。
傍にはクモが居ましたが、ここまで大きくなるとクモも手が出せないのでしょうかね?
2008年9月14日 食事の量(食べる量)の調査の[背番号2008-63]が前蛹
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