キアゲハの飼育(28):羽化できない蛹もありますが、羽化に漕ぎ着ける幼虫も多いです。スズメバチが飛び回っていますが、餌食にならないように願っています。
あなたは私に似ていませんか?
似ていないと思われる方は、鏡に自分の顔を写して、この写真と比べてみて下さい。
人面魚と言う言葉は聞かれたことがあると思いますが、これは、人面蛹です。
画面から離れて見て下さい。日本髪のお福婆さんにソックリでしょう。
自分の顔も鏡に映して、この写真と似ていないか比べてみて下さい。
キアゲハの幼虫を数多く飼育すれば、このような蛹にも出会えるかもしれませんよ。
[背番号2008-*]の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2008年7月20日(4) [背番号2008-①]・・・たぶん、嬉しい予感?
夕方、[背番号2008-①]の蛹を見たら、腹の周りが黒くなっていました。
腹黒いのは当地、岩国市の市会議員の先生方。
しかし、アゲハの蛹の腹が黒っぽくなったのは良い知らせです。アゲハの羽根の模様らしいものが透けて見えています(?)ので、多分、明日の朝は羽化するはず(?)です。
が、しかし・・・変色が極端過ぎます。ひょっとすると、自民党橋本派の某国会議員のように、毒饅頭を盛られたのではないでしょうね?
2008年7月24日 産卵
庭に残っているパセリは昨年の秋に種蒔きしたもので、次第に枯れてきています。
なんとかキアゲハの食料としては賄えそうな気がします。
2008年7月25日 [背番号2008-⑤]が羽化
今朝は少し早目の5時30分に様子を見に行ったら、[背番号2008-⑤]が羽化しているではありませんか!
羽化して掴まっている場所は、想定の範囲外の表札。
ここに掴まっていては羽根を広げるには不都合。
直ちに緊急救助隊に出動を要請し、救出活動。
割り箸を差し伸べて掴まらせ、その割り箸からポケットの付いた羽化台へ。
下に落ちたら羽根にダメージを受けて飛びたてなくなりますので慎重に作業しました。
2008年7月25日(2) [背番号2008-③]は羽化まぢか
[背番号2008-⑤]の救出が終わり、他の蛹の様子を見たら、[背番号2008-③]が羽化間近。
参考として、羽化が間近い蛹の写真をお目に掛けます。
黄と黒の模様が透き通って見えていますね。
2008年7月25日(3) [背番号2008-⑤]の様子
隅々までご覧頂いている方は気付かれていると思いますが、この[背番号2008-⑤]の蛹が入っていたポケットに抜け殻がありません。
羽化する時に、尻が大きすぎて殻から抜けなかったのか? それとも私が見た以前に何らかの異変があったのでしょうか?
と言いますのは、この[背番号2008-⑤]は羽根がなかなか広がらず、時間的にみて、広がり終ったはずだと思われる頃になっても羽根の形が歪んでいます。
この[背番号2008-⑤]はとにかく忙しそうで、あっちへ向いたり、こっちを向いたり。
最後には自分の表札の所へ戻っていました。
やっと飛び立ったと思ったら芝生へドスンと墜落。やはり飛べません。
芝生の上を歩くのが速いこと! 安全な場所を探して走ったのだろうと思います。
掌で受け取ってサツキの木の上に乗せたら、芝桜の鉢植えに移動して羽根を広げていました。