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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

キアゲハの飼育(28) 羽化の予兆で翌朝の羽化を予測

●このページは、前ページからの続きです

2008年7月28日 [背番号2008-⑨]が羽化しました

今年の6匹目のキアゲハが羽化しました。

[背番号2008-①]は死んでしまったような感じがするので、これから暫くの間、キアゲハの日記も夏休みになるかもしれませんね。
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2008年7月28日 産卵

この2~3日はキアゲハの産卵をよく見かけるようになりました。
春から頑張り続けたパセリが半分以下になりました。
今年種蒔きしたものは小さ過ぎますから、まだ食べてもらうわけにはいきません。

昨年のような食料危機にならないように願っています。

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2008年7月29日 パセリにキアゲハの幼虫が鈴なり

心配的中。チョッと油断していたら、パセリにキアゲハの幼虫が鈴なりになっていました。
下の4枚の写真は一部分だけです。

その数は20匹以上。飢饉に陥らないように見張らなければなりません。
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2008年7月30日
朝、もう一度幼虫の数を数えてみました。見えただけで32匹です!


2008年7月31日 数えるたびに多くなる幼虫

数えるたびに多くなる幼虫! 今朝数えてみたら43匹!
孵化して増えているのではなく、隠れていたのが姿を現しただけです。
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それにしても43匹では多過ぎますね。


栄養価満点・パセリを食べるキアゲハの幼虫(5) 2008/07/31

2008年8月1日 [背番号2008-①]の死亡宣告

2008年7月20日に「たぶん、嬉しい予感?」としてお知らせしましたが、その後いっこうに様子が変化しません。羽化間近になって死亡したのだと思います。


2008年8月2日

今日は1日遅れの告別式。
ポケットから蛹を取り出して、陽にかざして透かしてみたりして必死に検死。
グルリと回して腹を見たら約1mmの穴。アオムシコバチにしたら穴が小さいような気がしますが・・・
蛹はスッカラカン。指で弾いてみたら軽い音を発しました。

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2008年8月1日(2) 怪死・・・変死体

朝からガンガラガンガラとドラム缶を叩くようなクマゼミが鳴き叫び、午後には室内でも36℃を越える、猛暑を通り越した酷暑の8月1日、迷宮入りが確実な怪事件に出会いました。
猛烈に暑い午後、幼虫たちは熱中症にやられずに元気で過ごしているかなと中元持参で暑中見舞いに行ったら、緑の部分が黒っぽくなった幼虫が・・・事件ですよ! 幼虫はすでに死んでいます。
近くにいた幼虫が、心配そうに見上げていますので直ちに現場検証。その後で検死をしようとパセリの茎を切り取ったら、幼虫の身体の半分が地面に落ちました。すでに腐敗していたのですね。
残りの半分を埋葬しようとパセリの茎を切って持ち上げようとしたら、またまた地面へポタリ。
昨日見たときには何事もなかったのですが・・・
この辺りは悪の枢軸「スズメバチ」が飛び回っていますが、スズメバチなら食べ尽くしてしまいますから、犯人は蜂ではないような気がします。

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2008年8月1日(3) 幼虫が何匹見えますか?

黄緑と黒の縞模様のキアゲハの幼虫。
7月31日の国勢調査で43匹まで数えた幼虫の一部です。
左の写真を拡大してみて下さい。
私のボラ目では8匹まで確認しましたが、皆さんには何匹まで確認できますか?
パセリも茎が目立つようになってきました。

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写真左・・・41匹確認しました。
写真右・・・2匹確認しました。

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もう少し様子を見て、引越しさせます。

パセリが茎だけの丸坊主になる前に、岩国市田舎村昆虫館の自慢(?)のパセリ庭園をご覧になっておいて下さい。丸坊主も時間の問題ですね。

お知らせ

キアゲハの日記は夏休みにしようかなと思ったのですが、茎ばかりが目立つようになってきたパセリの中に、丸々と肥って今にも遠出をしようかと支度をしている幼虫を見ると悪い癖が出てしまい、8月2日に2匹ほど飼育箱へ連行してきました。
8月2日以降の日記は夏休みを返上して続けることにし、次ページに書くことにします。


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キアゲハの飼育(27) アオムシコバチが蛹を這い回る
昆虫館の館長 キアゲハの飼育(27):今年は、蛹の保護ポケットを沢山準備してあります。割り箸を利用した羽化の補助具も作って、羽化を助けることにしました。アオムシコバチの襲撃にも苦労しています。 の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧...
キアゲハの飼育(29) 蛹が怪我をして、緑色の液体が出てきた
昆虫館の館長 キアゲハの飼育(29):キアゲハの蛹化の動画を撮ってYouTubeで公開しました。蛹が傷つき緑色の液体が出て、一部分が黒くなりました。保護ポケットへ入れた数多くの蛹をご覧下さい。 の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧...