
ナガサキアゲハの飼育(7):ナガサキアゲハの幼虫は大きいためか、ケースの壁での糸掛けに失敗して、ケースの底に落下することが多いようです。落下した前蛹はティッシュペーパーの上に寝かせて蛹化させています。
[背番号2009-*]の表示は2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2009年5月22日 卵が1個孵化しました・・・[背番号2009-046]
5月19日に採取した卵が孵化しました。
今日は、なにしろ忙しかったので、写真を撮るのを忘れていました。スミマセン。
2009年5月22日(2) [背番号2009-046]の近況
今朝、[背番号2009-046]が入っているケースを見たら、何やら変なものが見えるではありませんか。
このケースは[背番号2009-046]の1匹だけしか入れていない筈であるが、間違って他の幼虫を入れてしまったのかと思って、良く見たら脱皮した皮でした。
これから朝の食事で食べようとしていたのかもしれません。
2009年5月22日(3) [背番号2009-020]の近況・・・終齢になりました
憎らしいほど憎らしい顔つき、凄みのある顔つきのナガサキアゲハの終齢幼虫です。
24日、25日の2日間は、岐阜、名古屋方面へ視察旅行(某日本国の議員族のような、視察の名称で誤魔化した観光旅行ではありません。定額給付金を使っての国内の景気対策のためですのでご心配なく。)に出掛けますので留守。
その間に飢饉に陥らないように、全てのケースの幼虫の健康診断と、橙の葉の補充をしました。
28匹のナガサキアゲハの幼虫の中で一番の兄貴分の[背番号2009-020]ですが、ケースの蓋を開けたら、今朝とは全く顔つきが変わっていました。
綺麗な模様のヘアバンドもくっきりと現れていました。もう少し頑張ってくれれば蛹ですよ。
2009年5月22日(4) 色と、白い模様が異なる[背番号2009-022]・・・クロアゲハと判定
現在、[背番号2009-017][背番号2009-021][背番号2009-022]の3匹が一つのケースに同居していますが、3匹のうち1匹(写真の手前側)ですが、色が黒っぽくて、背中と尻尾の白い模様が広めで、ナガサキアゲハとは違うと判定しました。(写真では判りませんが足の近くも白いです。)
前ページの5月13日の日記に書いていますが、[背番号2009-022]は体の色がオレンジ色っぽかったです。昨年の日記の写真と比べてみるとクロアゲハのような気がします。
この幼虫は、採取したときの状況も考慮して、[背番号2009-022]と断定し、クロアゲハと期待をこめて、別のケースに1匹だけ住んでもらうことにします。(23日に引越しです。)
★★★[背番号2009-022]の日記は、2009年・クロアゲハの幼虫の観察日記(1)に移します。
2009年5月23日 もうすこしで捨てるところでした
24日、25日の留守の間の飢饉予防のため、昨晩の食べっぷりをチェックしましたが、[背番号2009-023][背番号2009-024][背番号2009-025][背番号2009-026]の4匹が入っているケースの中で、3匹が横になって転げているではありませんか!1匹は橙の葉の上で体を動かしています。
一瞬閃いたのは、「新型インフルエンザ」。
ナガサキアゲハの幼虫には感染することはないでしょうが、3匹に危害を及ぼすとは、かなり悪質な病気だろうと、元気な1匹を除いて、3匹は直ちに捨てようと思って、庭に置いてある可燃物のゴミ袋へ持って行く途中で、その中の1匹が動き始めました。
熊に襲われた時、死んだふりをしますが、これらの幼虫も私の顔を見て死んだふりをしていたのかなと思いながら見ていたら、脱皮をしているではありませんか!
それから暫くしたら、他の2匹も動き始めて脱皮!
そういえば昨日、ケースの中の糞掃除と食料補給をした時に、ケースに糸を張ってくっ付いていた幼虫を、無理矢理剥がして動かしましたが、脱皮の準備をし終わっていたのですね。
通常では、ケースなどにくっ付いている幼虫を剥がすようなことはしないのですが、昨日は少し慌てていましたから・・・
今日は、もう少しで3匹を生きたまま火葬するところでした。
2009年5月23日(2) もう1匹もクロアゲハと判定・・・[背番号2009-036]
昨日、ナガサキアゲハらしからぬ幼虫がもう1匹居るなとは感じていましたが、改めて今日確認しました。
[背番号2009-036]もクロアゲハですね。
2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧を見ますと、[背番号2009-022]は5月13日に幼虫を、[背番号2009-036]は5月18日に幼虫を採取していますので、他にもナガサキアゲハ以外が紛れ込んでいる可能性がありますよ。
★★★[背番号2009-036]の日記は、2009年・クロアゲハの幼虫の観察日記(1)に移します。
2009年5月25日
5月24日の早朝から、25日の夕方まで遠出をしていて、我が家へ帰りついて最初に見たのは幼虫たちのケース。想定外のこともありましたが、全員元気で待ってくれていました。
想定外のことだけ、書いておきます。
2009年5月25日(2) [背番号2009-020]は飢饉状態
[背番号2009-020]
見て下さい。
パンクして空気が抜けてしまったタイヤのような哀れな姿・・・
24日は早朝に出掛けますので、夜明け前の真っ暗な中で橙の葉を取って、ケースの中には大き目の葉を6枚入れておきました。
6枚あれば25日の夕方まで大丈夫だろうと思ったのですが、帰宅してから見たら、ケースの中の橙の葉は食べつくされ、 [背番号2009-020]は痩せて皮がたるんでいました。
他にも、橙の葉がなくなっていたケースがありましたが、今年のナガサキアゲハの第1号である[背番号2009-020]を餓死させるわけにはいかないので、荷物の整理は放っておいて食料補給をしました。
2009年5月25日(3) [背番号2009-017]は終齢に
[背番号2009-017]
[背番号2009-017]が終齢になっていました。
体がぷっくらとしていますので、24日に脱皮したのではないかと思います(あまり根拠のない推測です)。