2009年6月19日(2) ナガサキアゲハの臭角・・・主演:[背番号2009-A55]
今日の午後は、ケースの中の糞掃除でした。
何が気に食わなかったのか?[背番号2009-A55]が臭角を何度も出して、匂いを家中に発散。
2009年6月20日 先ず、[背番号2009-024]が羽化・・・しかし、翅が異常
今朝は、[背番号2009-024]と[背番号2009-025]に羽化の兆しが現れていましたが、何時頃に羽化するのかなあと思いながら、キアゲハの幼虫の様子を先に見に行きました。
残り少なくなったパセリで、大きくなっていた幼虫を発見し、カメラを取りに戻って、ナガサキアゲハの蛹の傍を通ったら・・・
[背番号2009-024]が蛹から出てきていました。6時41分です。
今日は[背番号2009-024]と[背番号2009-025]の羽化の動画が撮れそうだと、キアゲハの幼虫の写真を撮った後で動画撮影の支度をしようと思っていたので、[背番号2009-024]の動画撮影は間に合いませんでした。
その後は、翅が広がるのを眺めていました。
しかし、この[背番号2009-024]の、胴体と尻尾の付け根(赤矢印)の部分ですが、黒い色が剥げたようで、黄色い部分が長すぎる(?)とは思いませんか?
この[背番号2009-024]ですが、羽化して翅が広がる時に気付いたのが前翅の異常。
片側の前翅の先端(写真の下端)が折りたたまれたままで広がらないようだと思っていましたが、綺麗に平らになっていなくて、裏側から見たら、ポコンと出ているように見えます。・・・写真の赤線の丸枠。
反対側の翅は綺麗に広がっています。
今日も恒例の買い物ツアーの運転手のご用命がありましたので、スーパーなどを一回りして帰ってきたら、[背番号2009-024]と[背番号2009-025]が慌てて飛び立とうとしましたが、[背番号2009-024]はドタッと墜落。翅が異常なため飛び立てなかったようです。(救出が最優先のため、墜落現場の写真はありません。)
このまま陽の当たる所に置いていたら衰弱するのではないかと思って、橙の木の木陰の枝に掴まらせました。
ヤレヤレと思ったのか、安心したのか、翅を広げていました。
午後、橙の木を見たら、姿が見えませんでしたので、飛び立ったことと思います。
ところが・・・夕方、薄暗くなってから庭を見たら、カタギの木に異様な黒いものが見えるではありませんか。
近づいてみたらナガサキアゲハ。[背番号2009-024]です。翅が異常とはいえ、飛べたのではないかと思っていましたが、チョッとしたことでも遠くへは飛べないのですね。
今晩は、このままで過ごしてもらおうと思ったとたんに雨。1分くらいで止みましたので庭へ出てみたら[背番号2009-024]は翅を広げたまま頑張っていました。
このままにしておくのも自然界の掟、自然界の厳しさとは思いますが、天気が悪くなるのは目に見えていますので、我が家の軒の下で雨宿りくらいはさせてやろうと思って、モルタルの壁に掴まらせておきました。
[2009/06/21追記]
朝一番に見たら、壁の一番上まで這い登っていました。カメラのフラッシュも効き目のない高さです。今日は雨ですから、飛ぶことが出来るようになったとしても、飛んで出られません。
午後は雨が上がって曇り。壁を見たら飛び立った後で、姿は見えませんでした。
2009年6月20日(2) 続いて、[背番号2009-025]が羽化
[背番号2009-025]は羽化の兆候の現れた蛹の状態を撮っておきました。
朱色の模様が見えますのでメスです。
その後は、カメラを動画にセットして、足元には蚊取り線香。我が家の羽化場は庭ですから、血の気の多い私は、蚊の攻撃の的です。
椅子を出して、蛹の動きを待っていましたら、7時21分に蛹が動き、亀裂が現れました。
その後は[背番号2009-025]の動画撮影。・・・動画は20分を超えていますので2分割してあります。
動画の撮影が終わった後で、先に羽化した[背番号2009-024]とともに、写真に収めておきました。
魅力的な黒・・・ナガサキアゲハの羽化(2)(2009/06/20)