2009年6月23日 [背番号2009-043]が羽化しましたが、翅と触覚が異常
昨晩は風が強そうだったので、蛹は室内へ入れておきました。
今朝は6時40分に蛹を庭へ出して、羽化の兆しがある蛹を調べていたら、[背番号2009-043]に羽化の兆候が浮き出ていました。
[背番号2009-043]といえば、6月10日の日記をご覧下さい。ネズミの尻尾のようなもの(6月10日の日記の写真の赤矢印)があり、これが何であるかが判らず、要注意蛹のマークをつけていました。今日、羽化した姿を見て、ネズミの尻尾のようなものが何であったかが判りました。
前回の羽化の動画は暗かったので、今回は明るい所へ蛹とカメラをセットして、待つこと1時間40分。8時19分に羽化が始まりました。
羽化の様子は動画をご覧下さい。但し、動画についてお断りしておきます。
途中で、庭を掃除していた物好きの超美人の観客が覗き込んできまして、その部分をカットしようかなと思ったのですが、カットすると一番の見所がなくなりますし、超美人の顔にはピントが合っていませんので指名手配の写真にも使えないと思って、敢えてカットはしませんでした。
翅と触覚が異常・・・ナガサキアゲハの羽化(3) (2009/06/23)
翅と触覚の異常については、動画では判らないと思いますので、写真を挿入しておきます。
2枚の写真の後ろ翅を比べてみて下さい。動画を撮っている時に、色は灰色で、蔓ものの野菜の枯れそうな葉のようだなと気がついたのですが、翅の模様、色は現れず、皺も伸びませんでした。
次に、片側(赤矢印)の触覚の先端を見て下さい。
透き通った緑色の宝石のような水玉。触覚の先端がチョン切れています。6月10日の日記の写真の赤矢印のネズミの尻尾のようなものは、触覚が出来る場所であり、変形していたので今日の羽化の時には抜けずにチョン切れてしまったものと思います。
翅と触覚の異常については、相互関係はないのだろうと思いますが、とんだ災難ですよね。
このままでは飛び立つことは不可能でしょうから、親から産卵したもらった故郷の橙の木へ掴まらせて、今後のことは[背番号2009-043]自身で決めてもらうことにしました。
午後、橙の木を見たら[背番号2009-043]の姿が見えません。遠くへ飛べるはずはないので橙の木の周辺を見回しましたが姿はありません。風が強かったので吹き飛ばされたようです。
捜索隊を編成して、橙の木の周辺をシラミ潰しに探したら、ハイビスカスの鉢の台の下に居ました。
割り箸を差し出したら怖がって暴れますので、翅を指で掴んで、家のモルタルの壁に掴まらせておきました。
なお、夕方見たら、壁には見当たらず、周りを探しても見当たりません。遠くへ飛んで行けるはずはないので、鳥にでも食べられてしまったのでしょうか。
2009年6月23日(2) Aシリーズの4匹の終齢の近況
終齢で連れて帰った[背番号2009-A54]が大きくなりました。
そろそろ前蛹になれる支度を整えておこうと思って、箸を入れることが出来るケースへ4匹([背番号2009-A54][背番号2009-A55][背番号2009-A56][背番号2009-A57])とも引越しさせました。
2009年6月24日 [背番号2009-065]の死亡を確認
[背番号2009-052][背番号2009-053][背番号2009-064][背番号2009-065]の4匹を1つのケースへ同居させていましたが、[背番号2009-065]だけが大きくなれず、死んでしまいました。
2009年6月24日(2) Aシリーズの3匹が終齢になりました[背番号2009-A58][背番号2009-A59][背番号2009-A60]
Aシリーズのうち、3匹が終齢になりました。
[背番号2009-A58][背番号2009-A59][背番号2009-A60]と命名します。
終齢になった3匹と同居している4齢の1匹です。
終齢になったら[背番号2009-A61]と命名する予定です。
2009年6月25日 [背番号2009-A54]が前蛹に
2009年6月25日(2) [背番号2009-037]の蛹が破損・・・死んでいました
今日は、ナガサキアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハの全ての蛹の確認(今日は写真撮影のみ)をしたのですが、写真を撮ろうとして、[背番号2009-037]の蛹をポケットから取り出したら蛹が壊れてしまいました。
羽化しようとして、蛹の殻がひび割れしていたのですね。腹側の殻だけ取り除いて見ました。
何が原因で出てこれなかったのかは判りませんが、あと一息のところで息絶えたのでしょう。
2009年6月25日(3) [背番号2009-052]と[背番号2009-A61]が4齢に
[背番号2009-A61]
脱皮したばかりで、脱いだ皮は、これから食べます。
2009年6月25日(4) 蛹の総合診断(集団検診)
データ量が多すぎて、ページが開き難いため、別ページに分割しました。
2009年・ナガサキアゲハの飼育(10-2)をご覧下さい。
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