ナガサキアゲハの飼育(9):ナガサキアゲハの蛹を1mくらいの高さから落として、蛹の中から液体が出てきました。ヤドリバエの被害で腐ったようになった蛹も。羽化に失敗した蛹もありますが、無事に羽化した蛹もあります。
[背番号2009-*]の表示は2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2009年6月6日 今日の蛹と前蛹は?
蛹・・・[背番号2009-034][背番号2009-037][背番号2009-028]
前蛹・・・[背番号2009-038]
[背番号2009-034]
昨日(6月5日)、背中への糸掛けの名演技を見せてくれた後に宙吊りになってしまった[背番号2009-034]が、ティッシュペーパーの上に寝転がって蛹になりました。
[背番号2009-037]
この[背番号2009-037]は、黒い糸を使っていますので、尻尾の先端を引っ掛ける糸や、背中に掛ける糸などの張り具合が良く判ります。
周りには、幼虫が一休みする時のために張った白い糸が見えます。
[背番号2009-028]
脱皮が終わる少し前に気が付きました。
2009年6月6日(2) [背番号2009-035]が事故で重症
「死なないでくれ、[背番号2009-035]!」
・・・手元が狂って、約1mくらいの高さから転落させて、重症を負わせてしまった犯人の叫びです。
昨日(6月5日)、蛹化の名演技を見せて動画を撮らせてくれた[背番号2009-035]ですが、ケースのヤリクリがつかないため、早過ぎるとは思ったのですがケースからポケットへ引越しすることにしました。
この引越し作業中に大事な荷物を床に落としてしまいました。直ちに拾い上げて、軟らかい蛹を見たら、胴と尻尾の境目の脇腹辺りが裂けたような感じになっているではありませんか。中からは液体が滲み出ているように見えたので、これが出るのを止めなければと、ポケットの中へ入れました。
夕方、どんな様子かと、ポケットから出してみましたが、脇腹の所に何かが出て固まりかけていました。裂けたような感じになっている所は変化がなく、尻尾を強く押したら尻尾が外れて落ちそうです。この状態では手の施しようもないので、このまま殻が固まるまでポケットに入れておくことにします。
2009年6月7日 今日の蛹と前蛹と終齢は?
蛹・・・[背番号2009-038]
前蛹・・・[背番号2009-039][背番号2009-041]
終齢・・・[背番号2009-046]
[背番号2009-041]
4時4分には足で掴まっていましたが、
[背番号2009-046]
夕方見たら、脱皮したばかりで、最後の皮の晩餐の前でした。