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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(37) 臭角の筒の先端は空洞のでしょうか? 写真を見て下さい

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ナガサキアゲハの飼育(37) 臭角の筒の先端は空洞のでしょうか? 写真を見て下さい

大きな声では言えませんが、今年も挑戦します!
寒い日が続いていますが、今年も立春を迎え、もう少し辛抱したら暖かい春になります。
昨年は失敗続きだったナガサキアゲハですが、これに懲りず、今年もナガサキアゲハの幼虫飼育に挑戦しようかなと思っています。
今年は、昨年と同じ失敗は繰り返せないので、少しずつ準備をしています。
食草である橙の木は、昨年末に実を収穫後に徹底的に殺虫剤を散布しました。但し、殺虫剤は一般的なものなので、効果は長持ちしないでしょう。なお、少し風通しを良くするために、思い切り剪定しましたので、木の下が明るくなりましたので、薄暗い所を好むナカサキアゲハが来るかどうかが心配です。

飼育に使うケースですが、昨年まで使った古い物は全て新調することにして、少しずつ集めています。
ケースの中に入れる割り箸は、※※吉兆のような使い回しは止めることにして、100円ショップで100組入りを買いました。1回使ったら焼却ゴミの袋へ入れることにします。

あとは、ケースの殺菌用の消毒剤・・・スーパーの入口などに置いてある手の消毒液のようなもので、幼虫が死なないものを探しています。・・・どなたか良いものをご存知の方は教えて下さい。

今年は、少ない数で、確実な飼育が出来ればと思っています。
どのような結果になるかは判りませんが、一応、日記を書ける準備をしておきます。
2012年2月4日 田舎村


[背番号2012-*]の表示は2012年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2012年4月27日 橙の木の新芽が出てきました

昨年の暮れには120個の実が収穫できた庭の橙の木ですが、アゲハのシーズンは無農薬ですから、冬の寒い時(1月)に1回だけマシン油乳剤を散布してカイガラムシなどを退治しています。
しかし、マシン油乳剤を散布すると古い葉は落ちてしまうようです。
P20120427-P1150573 P20120427-P1150574
それに加えて思い切った剪定。
木の下が薄暗い陰になってくれるかなと思っていますが、新芽が伸び始めました。
アゲハの産卵のシーズンには間に合うことでしょう。

2012年5月5日 庭の橙の木へ白い紋のあるアゲハが産卵に来たとの報告あり

毎年5月5日は、我が家から1km先にある米軍岩国基地が1年に1回一般開放される日米親善デー。米軍岩国基地は日本にありながら米国の管理下。鉄条網で囲まれた治外法権の場所です。

昨年は東日本大震災での「トモダチ作戦」のために中止されましたので、今年は有料観覧席(一人2000円)を確保して、親子3人で戦闘機が轟音を轟かせて飛び回る写真を撮りに行きました。
朝7時前に我が家を出発。夕方5時過ぎに我が家へ帰宅。


我が家へ到着したら、留守番係のオバサンが「今日は、大き目の白い紋のあるアゲハが橙の木へ来て2ケ所へ産卵していた。場所を教えるから、直ぐにいってみるように。」とのこと。
「大き目の白い紋のあるアゲハ」となるとモンキアゲハの♂。
「オレンジ色は見えなかったか?」と質問したら「白だけ」とのこと。
産卵していたのならナガサキアゲハ。モンキアゲハなら橙の木の下のほうまで潜り込むことはないのではないかと思いながら卵を探しましたが、残念ながらみつかりませんでした。


[2012/05/09追記]
今日は、白い紋のモンキアゲハが橙の木の近くへ2度来ました。
間違いなくモンキアゲハです。

2012年5月10日 ナガサキアゲハがサツキの花で吸蜜

今日は午前中にナガサキアゲハの♀が庭のサツキの花で吸蜜しているのに気がつきました。
昼前にはナガサキアゲハの♂が庭へ飛来。
午後には、ナガサキアゲハの♀が橙の木のあちらこちらへ産卵していました。
P20120510-IMG_4043 P20120510-IMG_4044

2012年5月11日 卵を4個発見し採取

今日もナガサキアゲハが庭を飛びまわっているのを見かけました。
これだけ頻繁にお目にかかるとなると、卵も沢山産み付けられるいるだろうと思って、昼過ぎに、徹底的にナガサキアゲハの卵探しをすることにしました。


やはり薄暗い所が好きなナガサキアゲハ。
北側の日が当たらない所で4個発見しました。
P20120511-P1150685-2


今年も日記を書くときに迷わないために背番号をつけることにしました。
4個の卵には、
[背番号2012-001][背番号2012-002][背番号2012-003][背番号2012-004]を付与。
今年の背番号は2012年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。


徹底的な卵探しですから、橙の木をぐるりと一周。
南側の日当たりの良い所で上の方を見上げたら、新芽の黄緑色の中に、なにやら不自然な色?
背伸びをしてみたらアオガエル!
脚立を持ってきて覗いてみたら、アオガエルが日向ぼっこをしていました。
4月28日には、アサキマダラの吸蜜用として植えたフジバカマの下でアオガエルを見かけましたが、これかもしれません。それにしても2m近い高さまで橙の木を登ったのには感心しました。
P20120511-P1150687

2012年5月11日 橙の木への産卵を目撃し、産卵直後の卵を採取

午後、庭を何か黒いものが横切ったような気配がしたので橙の木を見たら、ナガサキアゲハが産卵中。
P20120511-IMG_4056


[背番号2012-005]
産卵後、直ちに採取してタッパーへ入れました。
産みたてホヤホヤ。湯気が立ち上っています。
P20120511-P1150689-2

2012年5月16日 5個の卵に、模様が現れたものや、色が変わったものが・・・

[背番号2012-001][背番号2012-002][背番号2012-003][背番号2012-004]の4個の卵です。
赤矢印の卵の模様と色は良好。 しかし、青矢印の卵は黒過ぎ、緑矢印の卵は産卵時と殆ど色の変化はなし。ダメかもしれません。
P20120516-P1150708-2


[背番号2012-005]の卵です。
あと一息で孵化することでしょう。
P20120516-P1150705-2

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