2009年8月18日 [背番号2009-173]の近況
2009年8月18日(2) 4齢幼虫を保護・・・[背番号2009-182]
橙の木で卵、幼虫探しをしていたら、薄暗い陰になっている所の1枚の葉に4齢が居ました。
モンキアゲハの模様に見えますが、定かではありません。
2009年8月19日 [背番号2009-173]の近況
2009年8月20日 [背番号2009-173]が終齢・・・モンキアゲハです!
今朝見たら終齢になっていました。夜のうちに脱皮したのですね。
この[背番号2009-173]は他の正体不明幼虫とは一味違うと思っていましたが、終齢の背中の模様(斜めの帯)は、他のクロアゲハとは違います。ガラクタ鑑定団の最終結論として、モンキアゲハと宣言します。
ところで、[背番号2009-047]のモンキアゲハの時もですが、
・産卵は柔らかい新芽、すなわち、橙の木の明るい上の方。
・孵化して暫くの間は食べるのも新芽。
・卵の大きさは小さい。
ナミアゲハと似ていて、私のような物には見分けがつかず、ナミアゲハと思って見逃していることがあるのでしょうね。
2009年8月20日(2) 黒いアゲハの終齢幼虫のファッションショー
今日は、正体不明として飼育していた幼虫が終齢になり、モンキアゲハと確定されましたので、現在飼育中の黒いアゲハの終齢を並べてみました。上から、
ナガサキアゲハ・・・[背番号2009-141]
クロアゲハ・・・[背番号2009-157]
モンキアゲハ・・・[背番号2009-173]です。
胴体の斜めの線の違い、斜めの線の背中での模様の違いなどを比較して下さい。
大きさについては、終齢になった日が異なりますので比較は出来ませんが、ナガサキアゲハの終齢は、とにかく大きいですよ。
モンキアゲハ[背番号2009-173]と、クロアゲハ[背番号2009-162]です。
2009年8月20日(3) [背番号2009-182]が終齢・・・モンキアゲハでしょうか?
[背番号2009-182]ですが、朝からケースの壁に尻尾だけくっ付けて、ダラリと下向きに垂れ下がっていました。皮は皺がよって、体が細くなっているようなので、脱皮かなと思って、ケースを立てて、体を水平面で受け止めるようにしておきました。
夕方見たら、脱皮して終齢になっていました。
4齢の時にはモンキアゲハのような気がしましたが果たして???
しかし、じっと見つめているとクロアゲハにも見えてきます。
今朝終齢になっていた[背番号2009-173]と同じ橙の木で採取したものですから、モンキアゲハなら兄弟姉妹ですが・・・
2009年8月21日 [背番号2009-182]のその後
背中の模様ですが、体を伸ばした時はクロアゲハ。縮めた時はモンキアゲハに見えます。
この写真ではクロアゲハですね。
2009年8月22日 [背番号2009-182]のその後・・・一応クロアゲハと判定
どうしてもモンキアゲハが諦め切れず、[背番号2009-173]と同じケースに入れていますので、今日は、比較するために並べて記念撮影しました。
上側が[背番号2009-173]、下側が[背番号2009-182]です。
他のクロアゲハの写真とも比べてみましたが、[背番号2009-182]はクロアゲハとしかいえませんね。しかし、まだ諦め切れませんので、[背番号2009-173]と同じケースへ入れておきます。
2009年8月26日 [背番号2009-173]が茶色の液を出して死亡・・・ウイルス性の病気
今度こそは羽化させるぞと意気込んでいたモンキアゲハの[背番号2009-173]ですが、この2~3日、体に皺ができて、少し痩せたようだと思っていたら、茶色の液を出して、液に顔をつけて溺れていました。
ウイルス性の病気に感染したのですね。