2009年8月26日(2) [背番号2009-182]のその後
同居のモンキアゲハ[背番号2009-173]は死んでしまいましたが、この[背番号2009-182]は元気です。
2009年8月29日 [背番号2009-182]が前蛹
2009年8月30日 [背番号2009-182]が蛹
2009年9月11日 [背番号2009-182]が羽化・・・モンキアゲハの第1号!
4齢を採取した時にはモンキアゲハらしいと思い、その後はクロアゲハだろうと思い変えて、クロアゲハとして日記に書いてきました[背番号2009-182]が羽化しました。
[背番号2009-182]がモンキアゲハだと気付いたのは羽化した後で、後翅の白い模様を見てからのことです(お恥ずかしい)。以前の日記(8月20日)に書きましたが、[背番号2009-173]と同じ日に産卵された卵だったのでしょうね。
これまで、クロアゲハとして日記に書いてきた[背番号2009-182]については、全て、このページに移しました。
2009年・羽化情報一覧にも書いてありますが、蛹は昨晩から室内へ持ち込んで、羽化補助具の横の棒の取り付け位置、角度を改良(改悪?)して準備万端。今朝は3時50分に起床して、蛍光灯と動画撮影用照明(電気スタンドです)を点灯してデジカメを設置。
今朝も冷え込んで、室内は24℃。気温が低いから羽化が遅れたのか?いつまで待っても出てきません。途中で朝食を済ませて、その後、ゴミ出しをして、起床してから待つこと5時間半。
今日も痺れを切らせて、9時30に庭の蛹置き場へ出しました。
今日は、ギックリ腰が治らず、足の膝から下が痛いので近くの医院へ行くため、10時まで待って出掛けました。
MRI検査しなければならないとのことで検査の予約をして帰宅したのが12時過ぎ。車を降りて、「抜き足差し足忍び足」で蛹置き場へ行ったら、後翅に、今まで見たことが無い白い模様を付けた黒いアゲハが!
まさかのまさか、モンキアゲハではありませんか!
モンキアゲハの第1号です!
翅は広がっていましたが固まっていませんでした。
この写真は翅を開いた時に裏側から撮ったものです。
この[背番号2009-182]ですが、翅が固まっていないのに、近づくと飛び上がります。翅が固まっていないので遠くまでは飛べず庭に墜落。何とか手に掴まらせて、何とかハイビスカスの枝に戻す。
また近づくと飛び上がる。また連れ戻す。
ついに諦めたのか、ハイビスカスの枝に掴まったまま夕方まで居てくれました。
夕方、傍を通ったら飛び立って行きましたが、玄関のほうから声が掛かり、入ってみたら、野ボタンの花に掴まっていました。カメラを向けたら嫌がって、大空高く飛び立ってしまいました。
この[背番号2009-182]で今年のモンキアゲハの最初の最後になるかもしれませんが、一時は切って捨てようかとも思った橙の木にモンキアゲハが産卵してくれることが判りましたので、幼虫飼育が益々楽しくなりました。
2009年11月18日 2009年の蝶の幼虫飼育は終ります
11月16日に蛹化したナガサキアゲハで餌が必要な幼虫は居なくなりました。
今年は数多くのナガサキアゲハの幼虫と毎日を楽しく過ごしました。
また、クロアゲハも羽化に漕ぎ着けましたし、モンキアゲハも羽化することが出来ました。
昨日は1月並みの気温とのことで冷え込みましたが、一応、本日現在の蛹は越冬するものとして、2009年の日記は終わることにします。
写真は11月18日現在の蛹の様子です。
数は、ナミアゲハ=3、キアゲハ=5、ナガサキアゲハ=9。 合計17頭が越冬するのではないかと思います。
蛹は庭に置きますので、風で飛ばされないように、この状態で飼育箱へ入れます。置き場所は目に付きやすい場所にしますので、日当たりの良い場所になります。従って、暖かい日が続けば羽化するものがあるかもしれませんが、その時は、この続きに日記を挿入します。
なお、蛹が無事に越冬し、来春羽化した時には、2010年の日記として新しく書く予定です。
それでは皆様、来春お目にかかれることを楽しみにしています。
2009年11月18日(2) 2009年の決算報告
・2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧(1)
・2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧(2)
・2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧(3)
・2009年 岩国市田舎村昆虫館 決算報告書
・2009年・羽化情報一覧
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