モンキアゲハの飼育(2):ナガサキアゲハでもない、クロアゲハでもない幼虫を採取。
終齢になってから、モンキアゲハの幼虫と判明。
しかし、蛹に怪しい黒い影が現れ、羽化できませんでした。
5月23日に、ナガサキアゲハとは似ても似つかない、クロアゲハとも異なる幼虫を発見し、正体不明・・・謎の幼虫[背番号2009-047]として様子を書いてきましたが、掲示板で教わったことと、産卵日と謎の幼虫[背番号2009-047]発見日などから考えて、正体不明・・・謎の幼虫[背番号2009-047]は、5月14に産卵したモンキアゲハに間違いないと思うようになり、6月10日にモンキアゲハと断定しました。
これに伴い、6月10日に、このページのタイトルを2009年・モンキアゲハの飼育(2)に変更しました。
なお、2009年5月16日以前の日記は、2009年・モンキアゲハの飼育(1)をご覧下さい。
[背番号2009-*]の表示は2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2009年5月23日 正体不明・・・謎の幼虫[背番号2009-047]
以前から橙の木のテッペンで卵を見かけていたのですが、直径が1mm程度しかなく、ナミアゲハの卵だろうと思って自然に任せていました。
その卵かどうかは判りませんが、今日、脚立に登って橙の木のテッペンの葉を見たら幼虫が1匹。
ナミアゲハのようでもあり、ナミアゲハのようでもなし。
体の色がオレンジ色であり、頭と尻尾にトゲのように尖ったものがあります。
一応[背番号2009-047]として、ここに記録しておきます。
2009年5月26日 正体不明・・・謎の幼虫[背番号2009-047]・・・その後
そろそろ脱皮する頃でしょうか? 脱皮したら何かが判るかもしれませんね。
2009年5月27日 正体不明・・・謎の幼虫[背番号2009-047]・・・その後
食べるのは食べているのですが、体は昨日と同じ程度の大きさです。
もう少し気長に待つことにします。
2009年5月28日 正体不明・・・謎の幼虫[背番号2009-047]・・・その後
今日撮った[背番号2009-047]の写真(下の2枚)は白い模様がハッキリと見えています。
5月23日にクロアゲハと判定した時の[背番号2009-036]の写真と比較してみて下さい。これは、白い部分の模様が異なります。もちろん、ナガサキアゲハとも異なります。
昨年の日記の写真とも比べてみましたが、似たような幼虫はみつかりません。
この[背番号2009-047]は、我が家にとっては希少種ですよ!
2009年5月30日 正体不明・・・謎の幼虫[背番号2009-047]・・・その後
今朝の巡視の時は、全く動きませんし、体が縮まってしまったように見えたので、確認しようとケースの蓋を開けたら、臭角をニュルッ! 生きていました。活きています。
よく見たら、傍には脱皮した皮が置いてあります。脱皮したばかりだったんですね。
昼前に見たら、皮のご馳走は食べていて、橙の木の葉も齧っていました。
2009年6月1日 正体不明・・・謎の幼虫[背番号2009-047]・・・その後
今朝の[背番号2009-047]です。
上の写真は日陰で撮りましたので、他の写真と比べる時に判り易いかなと思って、日の当たる所で撮り直しました。
2009年6月1日 正体不明2号・・・[背番号2009-049]
ナガサキアゲハの終齢が多くなると、食料の差し入れが大変です。
庭の橙の木ですが、実は正月前に取って、ポンズの代わりに使いますので、実が付いている枝の葉は取るわけにはいきません。今は毎朝毎晩、15枚ずつ以上の葉を追加していますので、木の上の方で、上に突き出た枝の葉を取っています。
今日の夕方も脚立に登って葉を取っていましたら幼虫が!
頭と尻は黒いアゲハ。ナガサキアゲハとは思いますが、色がオレンジ色っぽいので、[背番号2009-049]として、正体不明2号としておきます。