2009年6月4日 正体不明の[背番号2009-047]がミニ終齢に
ナガサキアゲハの蛹化の動画を撮るためにカメラをセットした後に、飼育ケースの巡視をしたら、[背番号2009-047]の姿が昨日までとは変わっていました。終齢です。
姿は一人前の終齢ですが、なんと小さいこと。体長は25mm。
セットしたカメラを取り外して撮りましたが、なにしろ4時22分で暗くて色もハッキリとは判りません。明るくなったら撮り直します。
昼前に写真を撮りました。
背中の模様(白い4つの点と、緑色の肌に黄緑色のX印)がクロアゲハとは違います。
模様は日が経つに連れて変わるかもしれませんので様子を見ることにして、撮った写真は全て入れておきます。
左上の正面からの写真をご覧下さい。
各々のアゲハの見分けがつくと言われるヘアーバンドの模様ですが、左右非対称の出来損ないのようです。
2009年6月4日 正体不明2号の[背番号2009-049]が行方不明
正体不明2号の[背番号2009-049]が昨日行方不明になりました。
[背番号2009-047]と同居していたのですが、ケースの糞掃除の時、ケースの蓋にくっ付いているなと安心していたのですが・・・蓋を閉める時に芝生に墜落したのかもしれません。
2009年6月5日 今日の[背番号2009-047]
凄みのある顔つきは変わりませんが、背中の模様は昨日とは少しだけ変ったような気がします。
2009年6月7日 今日の[背番号2009-047]
2009年6月9日 今日の[背番号2009-047]
今日の昼間は、ほぼ1日中、ケースの内壁にくっ付いていました。
この2~3日で急に大きくなったような気がします。
2009年6月10日 モンキアゲハと断定
5月23日に、ナガサキアゲハとは似ても似つかない、クロアゲハとも異なる幼虫を発見し、正体不明・・・謎の幼虫[背番号2009-047]として様子を書いてきましたが、掲示板で教わったことと、産卵日と謎の幼虫[背番号2009-047]発見日などから考えて、正体不明・・・謎の幼虫[背番号2009-047]は、5月14に産卵したモンキアゲハに間違いないと思うようになり、本日(6月10日)、モンキアゲハと断定しました。
これに伴い、6月10日に、このページのタイトルを2009年・モンキアゲハの飼育(2)に変更しました。
なお、2009年5月16日以前の日記は、2009年・モンキアゲハの飼育(1)をご覧下さい。
2009年6月11日 [背番号2009-047]・・背中の糸作り・背中の糸掛け・前蛹に
今朝は4時10分前に起床。
[背番号2009-047]を見たら背中に掛ける糸作りの真っ最中。
ケースを写真の撮りやすい所へ移動したら、ケースを動かしたショックで糸作りを中断。
しばらく静かにして待っていたら、糸作りを再開しました。
ただ1匹で終わることになるかもしれないモンキアゲハの背中の糸作り・背中の糸掛けを動画に残しておきたいと思って撮り始めたのですが、頭を右から左へ、左から右へと1往復するのに約5分。前回のナガサキアゲハの時のように30分以上も撮ることになっては大変だと、途中でカメラを休憩させながら撮りました。背中に糸を掛けた時に、チラッとだけですが、掛けた糸が見えますよ。
これは、糸掛けが終わったところです。
ところで、背中に掛ける糸作りですが、頭を右から左へ、左から右へと往復させ、糸が完成したとするのは、往復回数を数えてのことでしょうか? それとも、糸の太さを口で測っているのでしょうか? 幼虫には幼虫の本能があるとはいえ、不思議なことばかりですね。
お疲れ様・・・背中に掛ける糸作り・背中に糸を掛けるモンキアゲハ(2009/06/11)