モンキアゲハの飼育(5):9月終わりに、モンキアゲハが庭の橙の木へ産卵したので、越冬蛹として飼育しようと思ったのですが、孵化しませんでした。
[背番号2010-*]の表示は2010年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2010年9月28日 モンキアゲハが産卵、卵を採取
「橙の木に黒いアゲハ」との急報で庭へ出てみたら、翅がボロボロに破れたモンキアゲハらしい姿。
破れているものの、尾状突起はありますし、白い模様はナガサキアゲハとは違い、モンキアゲハの模様です。
産卵した場所は新芽の先端付近。
ほぼ90%はモンキアゲハだと思います。
卵を採取しようと思って、産卵中に撮った写真をもとに、脚立に登って産卵した新芽を見たら、卵がいっぱい。殆どがナミアゲハの卵だと思いますが、どれがモンキアゲハの卵かは区別がつきません。新芽についていた卵は全てをタッパーの中に入れておきました。
孵化したらナミアゲハの幼虫を取り除いて、モンキアゲハの幼虫だけを残して、その時に背番号登録をします。
なお、この卵が孵化したら、越冬蛹用の飼育をすることにします。
2010年10月8日 残念ながら孵化しません
ナミアゲハの卵も含めて、いくつかの卵が付いていましたが、1個ずつ黒くなっていき、孵化しない卵ばかり。
最後の1個の卵に期待していましたが、卵の下あたりにはカビが生えたように見えます。
エカキムシ(蛾ですよね?)は羽化したようにも思えるのですが、タッパーの中には何も居ませんので、エカキムシも死んでしまったのかもしれません。
2010年10月9日 モンキアゲハの越冬蛹は諦めます
葉の先端(写真の右端)にカビの花(胞子)が咲きました。
この卵は捨てることにします。
今年はモンキアゲハの越冬蛹に挑戦できると思っていたのですが諦めることにします。
2010年10月9日 2010年のモンキアゲハの日記を終わります
モンキアゲハの越冬蛹に挑戦はなりませんでしたが、今年は1頭だけとはいえ羽化にまで漕ぎ着けることが出来ました。
産卵や孵化したばかりの幼虫の見極めがつくようになれば更に面白くなるのでしょうが、今の脳味噌では限界です。
来年も脳味噌が腐っていないようでしたらモンキアゲハの幼虫も育ててみたいと思います。
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