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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(28) 越冬蛹編・日照時間短縮飼育で越冬蛹にしましたが・・・残念

ナガサキアゲハの飼育(28) 越冬蛹編・日照時間短縮飼育で越冬蛹にしましたが・・・残念

昆虫館の館長
昆虫館の館長

ナガサキアゲハの観察(28):10月初めにナガサキアゲハの幼虫を発見。まだ越冬蛹向けの飼育が可能な大きさなので、日照時間短縮飼育で越冬蛹にしました。蛹にはなりましたが次第に色が悪化。2011年2月中旬に死亡判定して捨てました。


越冬蛹編

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[背番号2010-*]の表示は2010年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2010年9月23日 ナガサキアゲハと思われる卵を発見・・・[背番号2010-E01]

今日はデコポンの木でナガサキアゲハと思われる大き目の卵を1個発見しました。
今から孵化して羽化するとなると10月終わりから11月始めの羽化になります。

今年の夏は猛暑、酷暑の毎日でしたが、羽化の頃には寒くなっている可能性もあります。
今年は、10月1日以降に発見した卵と、孵化したばかりの幼虫を越冬蛹用として育てようと予定していましたが、今日の卵から越冬用として育てることにしました。
[背番号2010-E01]で登録してケースへ入れました。
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2010年9月23日(2) 日照時間ごまかし用の越冬蛹用安置箱を準備

昨年の越冬蛹用の飼育と同じように、日照時間=11時間、闇夜の時間=13時間になるようにダンボール箱を準備しておきました。
毎日17時にケースをダンボール箱に入れて日暮れに。6時にダンボール箱から出して夜明けにします。
P20100923-P1080408
日照時間を11時間に決めた理由などは2009年の日記に書いてありますので、下記のページをご覧ください。
2009年・ナガサキアゲハの飼育(17)2009年9月30日(2)
今日採取した卵[背番号2010-E01]は、孵化したらダンボール箱のお世話になります。

2010年9月30日 [背番号2010-E01]の卵は孵化しないようです。

卵が黒くなりました。卵が付いた橙の葉はカビが生えたようになっています。
孵化しないようなので処分します。
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2010年10月2日 越冬蛹用の幼虫を確保しました・・・[背番号2010-E04]

今朝は、エカキムシが潜り込んで、見事な絵を描いているデコポンの新芽を切って捨てました。
もちろん捨てる前には幼虫の有無点検。


居ましたよ! 孵化して間もない幼虫が・・・
[背番号2010-E04]で登録して、越冬蛹用のVIPルームへ入れました。
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2010年10月3日 [背番号2010-E04]・・・元気ですよ

写真に写っている齧り痕は一部分だけですが、よく食べて、小さな糞も沢山撒き散らしています。
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2010年10月8日 脱皮です・・・[背番号2010-E04]

朝見た時には脱皮したばかりで、脱いだ皮が残っていました。
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夕方見た時には、橙の葉の上にいました。
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2010年10月9日 [背番号2010-E04]が今年の最後の幼虫ななりそうです

9月28日のモンキアゲハの産卵以来、黒いアゲハの姿を全く見なくなりました。
猛暑の後の急激な冷え込みで、アゲハの生活のリズムが狂ったのでしょうか?
毎日、卵や幼虫はいないかと点検していますが、全くお目に掛かりません。
[背番号2010-E04]が今年の最後の幼虫ななりそうです。

2010年10月11日 背中の模様がハッキリ、水色の模様もハッキリ・・・[背番号2010-E04]

頭の方が膨らみ、背中の模様がハッキリし、水色の玉模様もハッキリしてきて、ナガサキアゲハらしくなりました。体長は約15mmです。
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2010年10月13日 脱皮していました・・・[背番号2010-E04]

脱皮していました。
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