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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(17) 糸掛け失敗、蛹化失敗(脱皮した皮が外れない)など

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ナガサキアゲハの飼育(17) 糸掛け失敗、蛹化失敗(脱皮した皮が外れない)など

昆虫館の館長
昆虫館の館長

ナガサキアゲハの飼育(17):糸掛け失敗、蛹化失敗(脱皮した皮が外れない)、轆轤首(ろくろくび)のように長く伸びた終齢幼虫、芯で茶色になったナガサキアゲハの幼虫などを紹介しています。


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[背番号2009-*]の表示は2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2009年9月24日 [背番号2009-188]が羽化

蛹のポケットに入れていた[背番号2009-188]が羽化しました。
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2009年9月24日(2) [背番号2009-243]が蛹、 [背番号2009-204]が蛹、しかし・・・、 [背番号2009-232][背番号2009-235]が終齢

[背番号2009-243]が蛹
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[背番号2009-204]が蛹。しかし・・・
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写真を拡大してご覧下さい。蛹にしては、何か変な形とは思いませんか?
蛹になった証の写真を撮ろうと思って蛹のケースの中を覗いたら、蛹が垂れ下がっています。
背中に掛けた糸が外れてしまったのかなと思いながらケースから出してみたら、蛹の背中と腹が逆に向いているではありませんか!
気が付いた時は既に手遅れ。朝気が付けば間に合ったのですが、午前中は他のページの編集で、写真を撮ったのは夕方。蛹は変な形で出来上がってしまっていました。


[背番号2009-204]の蛹は、背中側の糸をハサミで切って、尻尾の糸をセロテープで剥がして、ティッシュを敷いたケースの中に寝かせました。体が出来上がって羽化出来るのか? また、どんな形のナガサキアゲハが羽化するのか?
この日記で後日お知らせします。
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[背番号2009-232][背番号2009-235]が終齢


[背番号2009-232]
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[背番号2009-235]
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2009年9月25日 [背番号2009-219]が前蛹

それにしても、糸を撒き散らした、いや、糸を出し過ぎたような状態です。
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2009年9月26日 [背番号2009-219]・・・一大事・・・蛹化失敗

24日の [背番号2009-204]に続いて、今日は[背番号2009-219]が蛹化に失敗です。

半分くらいまでは脱皮できていますが、途中から皮が残っています。
脱皮できた部分は、垂れ下がっています。
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下の2枚の写真は、背中に掛けた糸を切った後のものです。
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2009年9月28日 [背番号2009-222]が羽化

9月も残り少なくなりましたが、ナガサキアゲハの蛹、幼虫は、まだまだ居ますよ。
今朝は[背番号2009-222]が室内で羽化しました。
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2009年9月28日(2) [背番号2009-205]が一大事

今朝は[背番号2009-222]が羽化しそうなので、幼虫が入っているケースはチラッと見ただけでした。ケースの中からはシャリシャリ、カリカリと橙の葉を齧る音がしていて、1匹の幼虫が箸に尻尾をくっ付けて垂れ下がっていますので、この幼虫が橙の葉を齧っているなと思っていました。
しかし、いつまでも垂れ下がったままであり、ケースを動かしても垂れ下がったまま。
何か変だなと、ケースの蓋を開けてみたら・・・・一大事!
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ゴムが切れたパンツと言えばよいのか、轆轤首(ろくろくび)と言えばよいのか、体の半分が長~~く延びて、パンクした自転車のタイヤのようにペシャンコになっていました。
色は変わっていませんので病気ではないような気がしますが、ハッキリしたことは判りません。
前蛹になる時に背中の糸掛けを失敗したのなら、こんなに長~~くは延びたことはありませんでした。
この[背番号2009-205]が終齢になったのは9月13日です。
この前後の状況は、
・9月11日に終齢になった[背番号2009-204]は9月23日には蛹・・・但し蛹化ミス
・9月11日に終齢になった[背番号2009-215]は9月22日には蛹
・9月15日に終齢になった[背番号2009-216]は9月23日には蛹
となっていますが、[背番号2009-205]は終齢の期間が少し長過ぎますよね。気温などの影響はないと思いますが、何があったのでしょうかね?

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