昆虫館の館長
クロアゲハの飼育(7):前蛹になるための糸作り、糸掛けは、夜明け前が多いです。見ようと思ったら、早寝早起きが大事です。10月初めには、今年最後のクロアゲハが羽化しました。
[背番号2010-*]の表示は2010年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2010年9月19日 本日の[背番号2010-046]
2010年9月20日 [背番号2010-046]が前蛹になりました
2010年9月21日 [背番号2010-046]が緑色の蛹
花魁のように白粉を塗りたくったような終齢幼虫でしたが、きれいな緑色。
久しぶりにクロアゲハの緑色の蛹です。
今日の判定会でクロアゲハと断定しましたので、これまで正体不明として書いてきた日記を、クロアゲハの日記へ移しました。
2010年9月22日 [背番号2010-047]が前蛹・・・糸掛けしていました
幼虫のケースが置いてある部屋の灯りを点けたら、[背番号2010-047]が背中に掛ける糸作りの真っ最中。動画を撮ろうと思ってケースから出したら、糸作りは終了して、背中への糸掛けが始まりました。
片側は背中の定位置へ掛かりましたが、片側が定位置まで移動せずに難儀していましたが、何度もトライしていたら定位置に掛かりました。
糸が定位置かどうかは見えるわけでもなし。どのようにして判るのでしょうか?
またまた不思議なことに出会いました。
その時の様子は動画に撮ってありますので、下の動画をご覧下さい。
糸が見えますか? クロアゲハの幼虫の背中の糸掛け(2010/09/22)
2010年9月22日 クロアゲハの蛹と、ナガサキアゲハの蛹の違い
クロアゲハ[背番号2010-046]の緑色の蛹と、ナガサキアゲハ[背番号2010-054]の緑色の蛹が揃いましたので並べて写真を撮っておきました。
左側が クロアゲハ[背番号2010-046]、右側がナガサキアゲハ[背番号2010-054]です。
写真を拡大してジックリと眺めて下さい。パッと見ただけでは同じように見えますが、違いが判ると思います。
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