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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(41) 蛹からゾロゾロと出てきたアオムシコバチ!!!

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2012年8月3日 その後の[背番号2012-033]と[背番号2012-034]の状況

7月30日の朝に見納めをした[背番号2012-033]と[背番号2012-034]ですが、どのようになっているのか、橙の木を確認してみました。
7月30日に無罪放免した辺りを探していたら、1ケ所にセグロアシナガバチに襲撃された痕跡。その近くには大きな蛹。[背番号2012-033]と[背番号2012-034]のどちらがどちらか判りませんが、勝手に背番号を決めて、状況を報告しておきます。


[背番号2012-033]
齧った橙の葉には緑色の体液の痕が乾いて黒くなって残っていました。糞も残っていました。
これは、セグロアシナガバチの襲撃です。
この葉の真下辺りを探しましたが、食べられる美味しいところは持ち去られていますので、残骸は残っているはずですが見つけられませんでした。
P20120803-P1170046


[背番号2012-034]
橙の小枝に、大きくて見事な蛹!
立派なナガサキアゲハの蛹ですが、写真のようにアオムシコバチの群れ。
この写真では3匹しか見えませんが、この蛹の周辺も含めて6匹のアオムシコバチ。
全てを指で捻り潰しましたが、被害に遭っていることでしょうね。
P20120803-P1170047

アオムシコバチの被害に遭っていようとも、蛹に辿り着いたのですから、蛹ケースに入れることにしました。
P20120803-P1170049
セロテープで割り箸に取り付けました。
それにしても、赤矢印のクビレのところの色。
ヤドリバエの時の色に似ていますが・・・
P20120803-P1170050

2012年8月3日 幼虫3匹と、卵を4個採取[背番号2012-040][背番号2012-041][背番号2012-042][背番号2012-043][背番号2012-044][背番号2012-045][背番号2012-046]

幼虫飼育を再開です。
庭の橙の木の陰の部分を徹底的に探して、幼虫3匹と、大きめの卵を4個採取しました。
幼虫はナガサキアゲハに間違いないはずですが、卵はナガサキアゲハでないものが混じっているかもしれません。卵は一応ナガサキアゲハであろうと思って、このページに書いておきます。
違っていたら、気がついたときに訂正します。


[背番号2012-040]
P20120803-P1170052-2


[背番号2012-041]
P20120804-P1170071-2


[背番号2012-042]
P20120803-P1170057-2


[背番号2012-043][背番号2012-044][背番号2012-045][背番号2012-046]
卵は3個しか写っていませんが、この写真を撮った後に追加しました。
卵の中には、孵化しそうにない卵もあります。
P20120803-P1170059-2

2012年8月4日 橙の木で、大きな終齢を発見![背番号2012-047]

脚立を立てて、今朝、橙の木へ産卵したモンキアゲハ(?)の卵を探していたら、なんと大きなナガサキアゲハの終齢幼虫を発見。
P20120804-P1170073 P20120804-P1170074
とにかく大きいですよ!
よくぞここまで、外敵にも襲われずに過ごせたものだと感心しています。

2012年8月5日 8月3日に採取した卵が孵化・・・[背番号2012-043]

[背番号2012-043]
8月3日に採取した卵4個のうち1個が孵化孵化しました。
卵の大きさからはナガサキアゲハらしくないと思ったのですが、孵化した姿はナガサキアゲハでした。
P20120805-P1170100-2

2012年8月6日 ますます怪しい雰囲気の[背番号2012-034]

日増しに怪しい雰囲気になる[背番号2012-034]。
白いウジが出てくるのでしょうかね?
P20120806-P1170139 P20120806-P1170140
P20120806-P1170141

2012年8月6日 孵化したばかりの幼虫を確保・・・[背番号2012-067]

昨日、卵をみつけていたのですが、今日の午後には孵化して、橙の葉にしがみ付いていました。
P20120806-P1170143-2

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