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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(41) 蛹からゾロゾロと出てきたアオムシコバチ!!!

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●このページは、前ページからの続きです

2012年8月7日 垂蛹のように垂れ下がった[背番号2012-047]

毎朝、幼虫や蛹のケースの中を覗くのが日課になっています。
今朝も幼虫のケースの中を見たら、[背番号2012-047]が、尻尾だけを引っ掛けて、ツマグロヒョウモンやルリタテハの垂蛹のように、垂れ下がっているではありません。
尻尾の先端は糸に引っ掛かっているものの、背中に糸が掛かっていません。
P20120807-P1170156


割り箸には背中用の糸は残っておらず、ケースには、何本かの糸が垂れ下がっています。
この[背番号2012-047]は、このケースで1匹の単独飼育ですから、他の幼虫が糸掛けの邪魔をしたはずはありません。
今年の夏は異常気象ですから、幼虫にも熱中症が蔓延しつつあるのでしょうか?
P20120807-P1170157


ケースから出してみました。
まさにツマグロヒョウモンやルリタテハのように垂蛹の真似事です。
このままでは脱皮する時、尻尾の先端を糸から外した瞬間に落下するので、
P20120807-P1170158
ティッシュペーパーのベッドの上に寝かせました。
P20120807-P1170159

2012年8月7日 8月4日に採取した卵、2個目が孵化・・・[背番号2012-055]

8月4日にモンキアゲハではないかと疑って採取した卵の2個目が孵化しましたが、ナガサキアゲハだと判定しましたので、[背番号2012-055]として、こちらに書きます。
P20120807-P1170169-2

2012年8月8日 [背番号2012-047]が蛹になりました

糸掛け失敗の[背番号2012-047]が、ティッシュのベッドの上に転がったまま蛹になりました。
P20120808-P1170173

2012年8月9日 [背番号2012-055]が死んでしまいました

孵化してから2日経過した[背番号2012-055]が死んでしまいました。
タッパーの壁にくっ付いて縮まっていました。
ナガサキアゲハは孵化してから(定住の場所をみつけるまで?)歩き回りますが、橙の葉へ帰り着く前に息絶えたのでしょうか?
通常では、孵化してから歩き回っても、橙の葉へ戻ってくるのですが・・・・
P20120809-P1170207-2

2012年8月10日 [背番号2012-044][背番号2012-045][背番号2012-046]は孵化しないため処分

ナガサキアゲハの卵であろうと思って採取した[背番号2012-044][背番号2012-045][背番号2012-046]は、孵化しないため処分しました。

2012年8月10日 [背番号2012-047]を蛹用のポケットへ

キアゲハ用に作った蛹用のポケットが余ったので、[背番号2012-047]を蛹用のポケットへ入れておきました。
P20120810-P1170237 P20120810-P1170243

2012年8月10日 背筋がゾクゾク・・・アオムシコバチ大発生!!! [背番号2012-034]からゾロゾロと出てきました

ヤドリバエの仕業かなと思って、別ケースに隔離していた[背番号2012-034]ですが、一時的に一緒に入れていたキアゲハの前蛹[背番号2012-071]の様子を見ようと思ってケースのほうを振り向いたら、ケースの中にはアオムシコバチの大群!!!
P20120810-P1170245-2 P20120810-P1170244-2
[背番号2012-034]には10匹以上が纏わり付き、ケースの中には50匹以上居ました。
写真の赤矢印の部分の小さな孔がアオムシコバチの出てきた孔です。
この[背番号2012-034]は、2回目の入院騒動のために、7月29日に庭の橙の木へ強制引越しさせたものですが、手術をしないことが早く判っておればこのような被害には遭わずに済んだことでしょう。今さら愚痴を言ってもしかたないことですが・・・

一時的に同居させていたキアゲハの前蛹[背番号2012-071]にもアオムシコバチが2匹ほど掴まっていましたので、直ちに[背番号2012-071]をケースの外へ出して、アオムシコバチを振り払いました。
[背番号2012-071]は前蛹の皮が白っぽくなってグワグワ状態。脱皮が終わっていたら完全に被害に遭っていますが・・・・


P20120811-P1170253-2
8月11日の午後は天気が良くなったので、すっからかんになった[背番号2012-034]の蛹の殻も乾きました。
アオムシコバチが食い破って出てきた孔が見えます。

2012年8月11日 [背番号2012-067]が死んでしまいました

[背番号2012-067]が死んでしまいました。
卵や、孵化したばかりの幼虫の飼育は難しいです。
P20120811-P1170255-2

2012年8月12日 [背番号2012-030]は死亡と判定

既に蛹の色が黒くなって、羽化の前兆かなと思っていたのですが、いっこうに羽化しません。
反り返りが激しすぎる[背番号2012-030]は、判定会(?)で死亡と判定しました。
P20120812-P1170267

2012年8月13日 久しぶりの幼虫・・・[背番号2012-072]

久しぶりに庭の橙の木の葉で幼虫を発見しました。
発見してから1時間くらい後に取りに行ったら姿が見えなくなっていました。
小さくても歩き回るナガサキアゲハですから、何処へ行ったのかと探したら、他の葉の上を歩いていました。
葉の齧り痕は、他の幼虫が齧ったものです。
P20120813-P1170305-2

2012年8月13日 [背番号2012-040]が終齢

夕方の糞掃除の時に気がつきました。
[背番号2012-040]が脱皮して終齢になっていました。
脱いだ皮は未だ残っています。
P20120813-P1170307-2

お知らせ

このページの前後のページもご覧下さい。

ナガサキアゲハの飼育(40) 想定外の入院のため、留守の間の幼虫の世話を依頼しました
の表示は2012年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。 2012年7月5日 橙の木で幼虫を発見・・・ 橙の木で幼虫を1匹発見。 2012年7月6日 橙の木で幼虫を発見・・・ 橙の木で幼虫を発見・・・ 今年は橙の木は新しい葉が茂っていま...
ナガサキアゲハの飼育(42) 想定外の意識喪失で倒れて救急車に乗せられて緊急入院、再び入院中の幼虫の世話を頼みました
の表示は2012年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。 2012年8月15日 が終齢 が終齢。 脱皮したばかりです。 脱いだ皮が残っています。 この皮は栄養価満点。美味しいから、後で食べますよ! 2012年8月16日 庭の橙の木で幼虫...