
ナガサキアゲハの観察(特別号5):9月下旬に採取した卵から孵化した幼虫ですが、これも孵化から1週間で死んでしまいました。ウイルス性の病死らしいですね。ウイルス性の病死と思われるときは、ケースの徹底的な殺菌消毒も必要です。
9月26日に庭の橙の木の葉から何の卵か判らないまま採取していました。その卵からナガサキアゲハが孵化しましたので、[背番号2008-SP9]として特別室へ入ってもらい、羽化するまでを見守りたいと思います。
[背番号2008-*]の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2008年9月26日 卵を採取しました
昨日(9月25日は)産卵直後の湯気が立っているような卵を確保したのに気を良くして、今日も卵探しをしました。
出来るだけ大きくて綺麗な卵を探し、2個採取しました。
黒いアゲハが来る辺りの葉から取りましたので、黒いアゲハの幼虫が飛び出してくることを願っています。
2008年10月1日 孵化しました・・・[背番号2008-SP9]
アゲハなどの掲示板を読み、日記を叩いて一段落した時に卵の入った宝石箱の中を覗いたら、9月26日の写真の4番が孵化していて、卵の殻は食べてしまっていました。
ナガサキアゲハは孵化して直ぐにでも硬い葉を食べそうなので、大きな葉を入れておきました。
なお、産卵した成虫の姿は見ていませんので何の卵か判りませんでしたが、孵化した幼虫の姿を見てナガサキアゲハと断定しました。多分間違っていないと思います。
8時過ぎに太陽が顔を見せたので、もう一度撮っておきました。
2008年10月3日
小さくても威厳のある頭と尻の棘がナガサキアゲハですね。
2008年10月5日 残念ながら死亡です
食欲もあり、硬い橙の木の葉を齧っていたのですが、朝の回診の時、仰向けになって死んでいるのを発見しました。
ナガサキアゲハの終齢は麻生首相のような怖い面構えで強そうに見えますが、か弱い幼虫でしょうか?
[2009年追記]
9月下旬に採取した卵から孵化した幼虫は、1週間から10日間くらいで全て死んでしまいました。
茶色の液体が出ている場合は、ウイルス性の病気らしいです。
個別のケースで飼育していたのですが、どこで感染したのでしょうか?
ウイルス性の病気らしい時は、飼育しているケースも徹底的に殺菌消毒しなければならないことも判りました。
2008年10月5日 本日で[背番号2008-SP9]の日記を中止します。
また卵から孵化したナガサキアゲハの幼虫が逝ってしまいました。
この[背番号2008-SP9]の日記は本日で中止しますが、他にもナガサキアゲハの幼虫が居ますので続きは下記のページもご覧下さい。




