
ナガサキアゲハの飼育(特別号3):ナガサキアゲハが採取した卵から孵化。しかし、孵化から約10日後には死んでしまいました。ウイルス性の病気でしょうね。
9月25日に庭の橙の木の葉へナガサキアゲハが産卵に来ましたので直ちに卵を頂戴しました。この卵が孵化しましたので、[背番号2008-SP7]として特別室へ入ってもらい、羽化するまでを見守りたいと思います。
[背番号2008-*]の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2008年9月25日 産卵直後の卵を採取しました
9月25日に庭の橙の木の葉へ黒いアゲハが産卵に来ました。橙の木の近くに立って居ても遠慮なく卵を産み付けるので、飛び去ったあと、手が届く所の葉の裏の湯気が立っているような卵を頂戴してきました。
写真の1番、2番の卵はナガサキアゲハとは異なる模様の黒いアゲハが産卵したものです。
写真の3番はナガサキアゲハの卵です。
産卵した後、庭の端っこに植えてある彼岸花へ立ち寄って食事を済ませて飛び去りました。翅はボロボロに痛んでいますが、最後の産卵だったのでしょうか?
2008年9月30日 孵化しました・・・[背番号2008-SP7]
9月25日の写真の3番(右)の卵が孵化しました。
アオスジアゲハの蛹の異常の写真を撮り終えて、卵の様子を見た15時35分、出てきた卵の殻を食べていました。
卵の殻を食べている時に気が付く毎度のパターンですが、卵を見ても私には孵化しそうか否かも判りませんので後の祭りばかりです。
この[背番号2008-SP7]も個室へ入ってもらいました。
2008年10月3日
体が長くなりましたが小さ過ぎて身長測定器の傍へ連れてくることが出来ません。
元気な姿だけお届けしておきます。
2008年10月7日 死亡です
今年は一度も羽化にお目に掛かっていないナガサキアゲハですが、朝の回診で体を丸く縮めて死んでいました。
他の卵から孵化した幼虫とは別々にしてワンルームマンション。飼育環境は同じであり、餌も同じものですが何が原因ですかねえ。
[2009年追記]
茶色の液体が出ている場合は、ウイルス性の病気らしいです。
個別のケースで飼育していたのですが、どこで感染したのでしょうか?
2008年10月7日(2) 本日で[背番号2008-SP7]の日記を中止します。
この[背番号2008-SP3]の日記は本日で中止しますが、他にもナガサキアゲハの幼虫が居ますので下記のページもご覧下さい。




