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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(特別号2) ウイルス性の病気が流行しているのか

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ナガサキアゲハの飼育(特別号2) ウイルス性の病気が流行しているのか

9月24日に庭の橙の木の葉から採集したアゲハの卵から9月28日にナガサキアゲハが孵化しました。 この幼虫は[背番号2008-SP4]として特別室へ入ってもらい、羽化するまでを見守りたいと思います。


[背番号2008-*]の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2008年9月24日 卵探し・・・3個の卵を採集

9月22日に持ち帰った卵からアオスジアゲハの幼虫が孵化し、孵化したばかりの幼虫を見るのも可愛いし、育ててみるのも楽しいだろうなと思って、身近なところで庭の橙の木で宝探しならぬ、卵探しをしました。


出来れば黒いアゲハの幼虫に孵化してもらいたいと思って、陽の当たらない陰の部分を探して3個の卵を取りました。

左は孵化が近いと思われる状態の卵。
中央は産卵の翌日か翌々日かなと思われる状態の卵。
右は黒くなっていて、ダメだと思われる卵。

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2008年9月28日 孵化!・・・[背番号2008-SP4]

卵置き場を見たら、アメリカンフットボールのヘルメットを被った幼虫!
よくよく見たら、出てきたばかりの卵の殻を美味しそうに食べている幼虫でした。
9月24日の卵が3個並んだ写真で、中央の卵が孵化しました。
[SP3]に続いてナガサキアゲハです。
それでは続いて卵の殻の最後の晩餐をご覧下さい。

P20080928-P1070162-2


この写真の幼虫ですが、背中の白い所が頭から尻尾まで続いているんですよね。
ナガサキアゲハは頭と尻尾が白く、と胴体の中央付近が白いのですが、ナガサキアゲハではなく他の黒いアゲハでしょうか?

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専用のワンルームマンションへ引越ししました。

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2008年9月29日

ナガサキアゲハらしくなりました。

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2008年10月3日

タッパーの壁を歩き回っています。
頭の方が膨らんできました。

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2008年10月7日

初めてのオナガアゲハであった[背番号2008-SP5]の死亡により小さな幼虫飼育に自信を失いかけています。
この[背番号2008-SP4]ですが、食が細くて、橙の木の葉を齧った痕跡も少なく、腫れ物に触るような感じになってきています。
卵から孵化して育てている幼虫が次々と死んでいき、ナガサキアゲハの幼虫が2匹、オナガアゲハの幼虫が1匹の計3匹。これまでは個別のタッパーに入れていましたが、密閉型で空気の流通が悪いためか糞にカビが生えたようになっていました。今回の[背番号2008-SP5]の死亡を機に、僅かですが隙間のあるケースに引越しさせることにして、今日から3匹を同居させてみることにしました。

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2008年10月10日 [背番号2008-SP4]が死亡

今朝は昨日組上げたパソコンのセットアップのため2時半に起床。
気になるナガサキアゲハの幼虫を見たら[背番号2008-SP4]が死んでいました。
これで卵から孵化したナガサキアゲハ幼虫が4匹死んでしまいました。少し前に孵化したアオスジアゲハの幼虫は元気そのもの。ナガサキアゲハの小さな幼虫の飼育は難しいのでしょうかね?

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[10月11日追記]
この亡骸は翌11日に捨てようとしたのですが、ケースにくっ付いていて離れませんでした。何か液体のようなものでくっ付いていました。


[2009年追記]
茶色の液体が出ている場合は、ウイルス性の病気らしいです。

2008年10月10日 本日で[背番号2008-SP4]の日記を中止します。

またまた卵から孵化したナガサキアゲハの幼虫が逝ってしまいました。
この[背番号2008-SP4]の日記は本日で中止しますが、他にもナガサキアゲハの幼虫が居ますので下記のページもご覧下さい。

ナガサキアゲハの飼育(特別号1) ウイルス性の病死だろうと思いますが・・・
9月24日に庭の橙の木の葉から採集したアゲハの卵から9月25日にナガサキアゲハが孵化しました。 この幼虫はとして特別室へ入ってもらい、羽化するまでを見守りたいと思います。 の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。 200...
ナガサキアゲハの飼育(特別号3) これもウイルス性の病気ですね
昆虫館の館長 ナガサキアゲハの飼育(特別号3):ナガサキアゲハが採取した卵から孵化。しかし、孵化から約10日後には死んでしまいました。ウイルス性の病気でしょうね。 9月25日に庭の橙の木の葉へナガサキアゲハが産卵に来ましたので直ちに卵を頂戴...
ナガサキアゲハの飼育(特別号4) ウイルス性の病死が多発
昆虫館の館長 ナガサキアゲハの飼育(特別号4):9月下旬に採取した卵から孵化した幼虫は、1週間から10日間くらいで全て死んでしまいました。ウイルス性の病気らしいです。個別のケースで飼育していたのですが・・・ウイルス性の病気は、ケースの徹底的...
ナガサキアゲハの飼育(特別号5) 緊急注意報:茶色の液体を出して死んだ幼虫はウイルス性の病死
昆虫館の館長 ナガサキアゲハの観察(特別号5):9月下旬に採取した卵から孵化した幼虫ですが、これも孵化から1週間で死んでしまいました。ウイルス性の病死らしいですね。ウイルス性の病死と思われるときは、ケースの徹底的な殺菌消毒も必要です。 9月...
ナガサキアゲハの飼育(特別号6) 緊急注意報:幼虫のウイルス性の病死の場合は、ケースなどの徹底的な消毒を
昆虫館の館長 ナガサキアゲハの飼育(特別号6):2008年は、卵から孵化したナガサキアゲハの幼虫は、全て死んでしまいました。ウイルス性の病死のようですが、来年も幼虫飼育に挑戦してみます。 緊急注意報:幼虫のウイルス性の病死の場合は、ケースな...