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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(44) 越冬蛹編・ダンボール箱を利用して、越冬蛹になるように飼育

ナガサキアゲハの飼育(44) 越冬蛹編・ダンボール箱を利用して、越冬蛹になるように飼育

越冬蛹編

[背番号2012-*]の表示は2012年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2012年9月18日 目の前で産卵、直ちに採取・・・[背番号2012-E01]

夕方の散水時、目の前の橙の木へナガサキアゲハがやってきて産卵。
産卵した2ケ所の葉を確認したのですが、卵が付いていたのは1ケ所だけ。
卵を1個だけ採取しました。
無事に孵化したら背番号登録します。
P20120918-P1000060-2


【2012/09/23追記】
2012年9月23日に孵化しましたので、[背番号2012-E01]で登録しました。

2012年9月23日 9月18日に産卵の卵が孵化しました・・・[背番号2012-E01]

9月18日に産卵直後に採取した卵が孵化しました。
P20120923-P1000146-2


9月21日からは夜もクーラーは不要。朝は長袖でないと肌寒くなりました。
彼岸の中日も過ぎ、日照時間も理屈の上では12時間。
越冬蛹用の飼育のシーズンになりました。
今晩から、強制的に夜の時間を長くして、越冬蛹用として飼育します。


幼虫は室内飼育ですから、夜は電灯の灯りで昼間同然。
昨年使った「越冬蛹用安置箱」(ダンボール箱)が残っていましたので、蛹になるまで「17時に日暮れ」「6時に夜明け」の生活をしてもらいます。
P20120923-P1000149

2012年9月24日 規則正しい生活です

朝6時。
越冬蛹用の幼虫の夜明けです。
先日のような想定外の入院がなければよいのですが・・・何日も夜が明けなくなりますので。
P20120924-P1000152

2012年9月27日 硬い葉を食べさせています

孵化して暫くは硬い葉を嫌がっているように見えましたが、柔らかい新芽はありませんので、硬い葉を齧ってもらっています。
ナカサキアゲハは硬い葉でも食べてくれますよ。
P20120927-P1000185-2

2012年10月13日 [背番号2012-E01]は終齢になりました

「箱入り娘」か「箱入り息子」か、どちらか判りませんが、毎朝毎夕、ダンボール箱が出たり入ったり、規則正しい生活をしている[背番号2012-E01]が終齢になりました。
P20121013-P1000393

2012年10月23日 [背番号2012-E01]が前蛹です

[背番号2012-E01]が無事に前蛹になりました。
P20121023-P1000442

2012年10月24日 [背番号2012-E01]は蛹になりました

9月18日に産卵の卵を採取してから5週間、ダンボール箱に入れられたり、ダンボール箱から出されたりして日照時間を誤魔化された[背番号2012-E01]が蛹になりました。(写真は脱皮したばかりですから、形が整っていません。)
それでは、このまま越冬します。
P20121024-P1000445

お知らせ

今年、2012年は、我が家で飼育された幼虫は受難の年でした。正味2ケ月の間に3回の入院。
僅かの食草で生き抜いた幼虫もいました。
「来年こそは・・・」と言いたいところですが、来年は倒れない保証はありません。
この冬は、蛹だけでなく、私も冬眠して鋭気を養うことにします。
それでは、来年も日記が始まりましたら宜しくお願いします。


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