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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(46) 寒空で震えていた終齢幼虫を保護し、越冬蛹になりました

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ナガサキアゲハの飼育(46) 寒空で震えていた終齢幼虫を保護し、越冬蛹になりました

2013年11月30日 寒空で震えていたナガサキアゲハの終齢幼虫を保護

今年は異常気象のためか、庭の橙の実の色づきが早いようです。
今年は100個以上はあると思われますが、鍋物のポンズ代わりに使うために、今日は20個くらい取り込みました。

その後、不要な枝を切り詰めたのですが、途中で枝を切ろうとしたら、なんと、ナガサキアゲハの終齢が葉に掴まっているのに気が付きました。
体を丸めて、動かずに葉に掴まっていました。
P20131130-P1030529
昨日は日本中が記録を更新するような冷え込み。
比較的暖かい当地でも、昨日の最低気温は2℃以下。
この寒さに耐え抜いていたのですね。
P20131130-P1030532
直ちに、掴まっている枝を切って、ケースに入れて、暖かい室内へ置きました。
1時間くらい経ってから見たら、体を長く伸ばして、頭を動かしていました。
このまま、蛹になるまで、室内で見守りたいと思います。

なお、切り取った枝は、幼虫が掴まっていないかを再確認の上、ゴミ袋へ入れました。

2013年12月1日 ナガサキアゲハの終齢は元気を取り戻したようです

今朝の外気温は5℃。
我が家の夜は暖房がないので室温は12℃。
ケースの中のナガサキアゲハの幼虫は元気を取り戻したようです。
橙の葉を少し齧った痕があり、糞が3個転がっていました。
P20131201-P1030536

夜見たら、ケースの壁に掴まっていました。
もう、大丈夫です。
P20131201-P1030542

2013年12月5日 肥ってきました

11月30日には痩せていましたが、少しは暖かい部屋の中で元気を取り戻し、食欲も出てきて、少し肥ってきたように思えます。
P20131205-P1030561

2013年12月10日 ナガサキアゲハの終齢は糸張り、糸掛け中です

11月30日に保護したナガサキアゲハの終齢は元気に育っています。
昨日から割り箸を入れてありましたが、今朝5時に見たら、その割り箸に掴まっていたので、念のためにケースの底を見たら、下痢便に気付きました。
P20131210-P1030566

今日は、割り箸に糸張り、糸掛けをしてくれるだろうと期待していたのですが、午後見たら、ケースの壁に掴まって、下向きになって頭を左右に振って、尻尾を掛ける糸張り中。
P20131210-P1030567

その後見たら、頭を上に向けて左右に振りながら、背中に掛ける糸作り中でした。
P20131210-P1030568
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糸掛けが終わりました。
P20131210-P1030572

ケースの壁は結露していましたので蓋を少し開けておいたのですが、糸が剥がれなければよいのですが・・・

2013年12月11日 前蛹になりました

今朝見たら、ケースの壁から落ちることなく、前蛹になっていました。
P20131211-P1030573

2013年12月12日 蛹になりました

今朝は未だ前蛹でしたが、昼前に見たら蛹になっていました。
P20131213-P1030580
明日には、寒い屋外に、ケースの壁に付いたまま出して越冬してもらいます。
屋外とはいえ、屋根があり、周囲は囲んでありますので、雨などは掛かりません。
以前、霧吹きで水分補給が必要とかの投稿がありましたが、水分補給はしなくても、羽化に漕ぎつけるはずです。

お知らせ

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