2013年11月30日 寒空で震えていたナガサキアゲハの終齢幼虫を保護
今年は異常気象のためか、庭の橙の実の色づきが早いようです。
今年は100個以上はあると思われますが、鍋物のポンズ代わりに使うために、今日は20個くらい取り込みました。
その後、不要な枝を切り詰めたのですが、途中で枝を切ろうとしたら、なんと、ナガサキアゲハの終齢が葉に掴まっているのに気が付きました。
体を丸めて、動かずに葉に掴まっていました。
昨日は日本中が記録を更新するような冷え込み。
比較的暖かい当地でも、昨日の最低気温は2℃以下。
この寒さに耐え抜いていたのですね。
直ちに、掴まっている枝を切って、ケースに入れて、暖かい室内へ置きました。
1時間くらい経ってから見たら、体を長く伸ばして、頭を動かしていました。
このまま、蛹になるまで、室内で見守りたいと思います。
なお、切り取った枝は、幼虫が掴まっていないかを再確認の上、ゴミ袋へ入れました。
2013年12月1日 ナガサキアゲハの終齢は元気を取り戻したようです
今朝の外気温は5℃。
我が家の夜は暖房がないので室温は12℃。
ケースの中のナガサキアゲハの幼虫は元気を取り戻したようです。
橙の葉を少し齧った痕があり、糞が3個転がっていました。
夜見たら、ケースの壁に掴まっていました。
もう、大丈夫です。
2013年12月5日 肥ってきました
11月30日には痩せていましたが、少しは暖かい部屋の中で元気を取り戻し、食欲も出てきて、少し肥ってきたように思えます。
2013年12月10日 ナガサキアゲハの終齢は糸張り、糸掛け中です
11月30日に保護したナガサキアゲハの終齢は元気に育っています。
昨日から割り箸を入れてありましたが、今朝5時に見たら、その割り箸に掴まっていたので、念のためにケースの底を見たら、下痢便に気付きました。
今日は、割り箸に糸張り、糸掛けをしてくれるだろうと期待していたのですが、午後見たら、ケースの壁に掴まって、下向きになって頭を左右に振って、尻尾を掛ける糸張り中。
その後見たら、頭を上に向けて左右に振りながら、背中に掛ける糸作り中でした。
ケースの壁は結露していましたので蓋を少し開けておいたのですが、糸が剥がれなければよいのですが・・・
2013年12月11日 前蛹になりました
今朝見たら、ケースの壁から落ちることなく、前蛹になっていました。
2013年12月12日 蛹になりました
今朝は未だ前蛹でしたが、昼前に見たら蛹になっていました。
明日には、寒い屋外に、ケースの壁に付いたまま出して越冬してもらいます。
屋外とはいえ、屋根があり、周囲は囲んでありますので、雨などは掛かりません。
以前、霧吹きで水分補給が必要とかの投稿がありましたが、水分補給はしなくても、羽化に漕ぎつけるはずです。
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